プラダの2022-23年秋冬新作をチェック──GQエディターのベストバイ

“労働”にフォーカス
プラダの2022-23年秋冬コレクションは、“BODY OF WORK”と題し、労働にフォーカスをあてた。日常における労働という価値に、エレガンスを加え、現代のワークウェアを表現した。コレクションピースから、コマーシャルプロダクトまでGQエディターがチェックした、アイテムを紹介する。

グローブ
「オレンジ、ホワイト、ブルー……。プラダの秋冬コレクションで最も印象的だったのが、カラフルなグローブを使ったスタイリングだった。映像や写真では、作業用のゴム手袋のように見えたが、実物は薄いナイロン製でとても軽い。両手を繋ぐストラップが付いているので、バッグやパンツのベルトルームに引っ掛けてチャームとしても使えそうだ」(高杉賢太郎、ファッション・エディター)


「2020年春夏コレクションに初登場したトライアングルロゴのループタイが、今シーズンも継続で販売される。それだけ多くのファンに受け入れられている証拠だろう。発表当初は驚いたものの、今さらながら、許容しつつある自分がいる。タイドアップする気分にはなれないが、カジュアルなループタイなら、ブロードやデニム、シャンブレーなどシャツの素材を選ばずに気軽に取り入れられそうだ。ブラックとホワイト、どちらもほしい」(岩田桂視、シニア・ライフスタイル・エディター/デジタル・エディター)

https://www.magaseek.com/brnd/list/br_UENPRS-tr_b
「コマーシャルラインに登場した“プラダシンボル”シリーズ。プラダを象徴するトライアングルロゴを組み合わせたジャカード織のファブリックを用いる。メインコンパートメントのダブルジッパーは側面の下部まで備え付けられ、中へのアクセスが容易だ。中はふたつのジッパー付きポケットがある。ハンドルにぶらさがっているのはラゲージタグだ」(岩田桂視、シニア・ライフスタイル・エディター/デジタル・エディター)


「ロングブーツが気になっていたとき、プラダの展示会で見つけたのがこのブーツ。ペコスブーツのようであり、ゴム長靴のようにも見えるこの形は、今季のテーマが『ボディ オブ ワーク』というから納得のデザインだ。トラウザーズの長い裾をためて履いているのが印象的だったが、スリムジーンズなどをブーツインしてもカッコよさそうだ。来季のウィッシュリストに追加したい」(高杉賢太郎、ファッション・エディター)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です