職人バスティアン・シュバリエによる寄木細工文字盤を採用したまるで騙し絵のような最新作!

ルイ・エラールから、“エクセレンス アーティスティック クラフトライン”の新作が発売される。
 ルイ・エラールは、1929年にスイス時計産業の中心地であるジュウ渓谷にて創設されたブランドで、ミドルレンジの価格帯を中心としながら、コンプリケーションの製造まで手がける実力派だ。アラン・シルベスタインとのコラボモデルなどもリリースしており、独特の製品展開には注目が集まる。

https://www.rasupakopi.com/vuitton_z9.html

 今回の新作では、スイスのサント・クロアで活躍する職人バスティアン・シュバリエによる寄木細工文字盤を採用。バスティアンはダビドフのシガーケースなども手がける名うての木工職人で、今回の作品も日本でもなじみ深い寄木細工の手法を用いた非常に芸術性の高いモデルとなっている。ダイヤルは70ピース以上の高精度にカットされた小さな木片を幾何学的に組み合わせ、伝統的なギョーシェ文字盤にもあるような見事な騙し絵を描き出している。近寄って見ると、木目を生かした繊細なダイヤルの表情が実に細やかで、このブランドならではの工芸技術の高さを感じさせる。42mmのステンレススチールケース、もみの木をかたどった青焼き針とのコンビネーションも美しい。

参考記事:http://grkop.com/

“グラスボックス”を受け継ぐコンプリケーションモデル「タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ トゥールビヨン」

タグ・ホイヤーの「カレラ」は2023年で誕生60周年を迎えた。これを記念して、1960年代のカレラからインスパイアされた“グラスボックス”を持つ「タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ トゥールビヨン」が披露された。初代カレラを思わせるデザインに、マニファクチュールを象徴するトゥールビヨン機構を搭載した本作は2023年5月より発売される。

https://vaevrasu.hamazo.tv/


センター針とアワーマーカーのオレンジは、レーシングウォッチらしいスポーツテイストをフェイスに与えている。この三角形の秒針は1960年代のレースカーのダッシュボードがモチーフ。自動巻き(Cal.TH20-09)。33石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約65時間。SSケース(直径42mm)。100m防水。280万5000円(税込み)。2023年5月発売予定。
 タグ・ホイヤーのカレラは60周年記念に合わせてデザインの見直しが行われ、機能性を高めつつも腕元に快適にフィットするよう、人間工学に基づいたアップデートが行われた。

 中でも目を引くのが、シームレスにケースと一体化する風防だ。新たなカレラではフランジが柔らかなカーブを描いており、その上をドーム型のサファイアクリスタルがダイアルのエッジまでを覆っている。

 このガラスは1970年代のカレラに見られるヘサライトガラスからインスピレーションを得ており、カレラのいくつかの限定モデルにも採用されていた「グラスボックス」と呼ばれるものだ。

 新デザインではこのグラスボックスによって、視認性に重きを置くカレラの根本的なコンセプトを維持しつつも、往年のファンを唸らせるクラシカルテイストの表現に成功している。

 さて、このグラスボックスを採用したカレラのファーストリリースでは、2本のスタンダードなクロノグラフモデルに加えて、トゥールビヨンを6時位置に配するコンプリケーションモデルが登場した。

タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ トゥールビヨン

カーブしたフランジは開口部に合わせて切り取られており、トゥールビヨンのケージが飛び出しているような印象を受ける。
 トゥールビヨンモデルでは、同時に発表されたスタンダードなクロノグラフモデルに比べ、エレガンスなレーシングスタイルが追求されている。タキメーターはオミットされ、カーブを付けたフランジにはミニッツトラックを表示。サーキュラーサテン仕上げのブルーダイアルを広く見せることで、6時位置のトゥールビヨンケージの回転に視線が集まるようになっている。

 また、3時位置と9時位置のサブダイアルはアジュラージュ加工によって存在感を強めており、シルバーリングの縁取りが判読性の向上につながっている。

 さらに、ケースに関してもクラシカルかつ上品なディテールを持たせることで、本作の一貫したデザイン性が表現された。伝統的なポンプ型プッシャーに、絞られたベゼル、シャープなラグは、オメガ コピーN級品代引き腕時計全体のエレガンスを強調する役目を担っている。

Cal.TH20-09
搭載されている自社製ムーブメントのCal.TH20-09。
 ムーブメントは自社製トゥールビヨンを組み込んだムーブメント、キャリバーTH20-09を搭載する。パワーリザーブは約65時間で、C.O.S.C.(スイス公式クロノメーター検定)の認定を受けた信頼性の高さも魅力のムーブメントだ。

 裏ぶたにはトランスパレントを採用しているため、ダイアルからはこのムーブメントが生み出すトゥールビヨンの精緻な鼓動を、ケースバックからはその洗練された装飾を眺められるようになっている。

ブルガリ2023年新作腕時計「オクト ローマ」、“円×8角形ケース”の洗練されたデザイン

「オクト ローマ」は、繊細なサークルとオクタゴン(8角形)という、異なる幾何学的な形を組み合わせたケースデザインが特徴のモデルだ。

2023年の新作として登場するのは、「オクト ローマ」の日付表示を有する三針モデルと、クロノグラフの2種類。いずれも、幅広いシチュエーションに適応する、洗練されたビジュアルに仕上げている。
本作でも、「オクト ローマ」のアイコニックな見た目はそのまま採用している。イタリア建築の歴史を象徴するモチーフとして知られるオクタゴン型ベゼルは、サテンおよびポリッシュ仕上げ。その上に、サテンブラッシュ仕上げのラウンド型ベゼルを重ねるように配し、美しいコントラストを演出している。
また、両モデル共通の仕様として、ステンレススティール製ケースに、同素材のブレスレットをセット。さらに、ブレスレットに加え、スタイルによって付け替え可能なラバーストラップが付属する。ブレスレット、ストラップ共に、はめ込むだけで瞬時にストラップ交換が可能なのも嬉しい。


日付表示を有する径41㎜の「オクト ローマ オートマティック」は、自社製キャリバーブルガリ腕時計激安BVL191を搭載。約42時間のパワーリザーブを実現している。