オメガのシーマスターより、第37回アメリカズカップの開催を記念するアナログデジタルモデル「シーマスター レガッタ」が登場

2012年に発表され、惜しまれつつも生産終了となったオメガの「スピードマスター ファースト オメガ イン スペース」が、コーアクシャル脱進機を有するマスタークロノメーター ムーブメントを搭載して、待望の復活を遂げた。

 2024年10月12日、スペイン、バルセロナにて、国際ヨットレース「第37回アメリカズカップ」の本戦が開催された。オメガは、これを記念する新作として、高速ボートレースでの計時に特化したツールウォッチ「シーマスター レガッタ」を発表した。

 オメガは、古くから海洋探索に熱意を持って取り組んでおり、その一環としてアメリカズカップの公式計時も務めている。そして、これを象徴する特別なタイムピースもリリースしており、計時に特化した機能性や象徴的なデザインによって、偉大な国際ボートレースに対する敬意を表現してきた。
 シーマスター レガッタと名付けられた新作も、この精神を色濃く受け継ぐモデルだ。堅牢なグレード5チタン製の大柄なケースに、計時に特化した機能と、これまでのアメリカズカップモデルと同様のカラーリングを採用しており、レガッタレースファンを惹きつけるツールウォッチに仕上がっている。

 特筆すべきは、アナログデジタル仕様で実現したその多機能性だ。ムーンフェイズ、クロノグラフ、セーリングのログブック、温度計、加速度計、3つのアラーム、そしてレガッタレース機能と、セーラーに有益な機能が満載の1本に仕上がっている。

ブルーを基調としたフェイスでは、ユニークなインターフェイスおよび、ミニッツトラックと一体化したインデックスによって、通常コレクションにはない立体感が際立っている。
 これらの機能は、ホワイトグレーの液晶にブラックで表示されるようになっており、航海中であっても一目で情報を視認することができる。また、「バックライトモード」も搭載されており、暗所であっても確実な判読が可能だ。さらに、各機能を操作する4つのプッシャーの色を変えることで、誤操作のリスクが抑えられるなど、良好な操作性に向けたアプローチも見られる。

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バックライトモードでは、時分針と秒針が3時半位置に移動するため、デジタル表示のみを注視することができる。
 ムーブメントには、新設計のCal.5701を搭載する。温度補正集積回路を持ち、過酷な環境であっても正しい時間を表示し続けられる多機能クォーツムーブメントだ。また、これを収めるケースは“ヘルムホルツ共鳴器”の原理に基づいてデザインされており、共鳴空洞によって、多彩な機能に使用するアラーム音がより大きく響きわたるようになっている。

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 このシーマスター レガッタについて、オメガの社長兼CEOであるレイナルド・アッシェリマンは以下のように述べている。「新作シーマスター レガッタは、 スピードマスター X-33と同じシリーズに属する“腕に装着する多機能ツール”という位置付けです。名前からも明らかなように、このモデルはセーラーにとって完璧なタイムピースです。バルセロナで開催される素晴らしいヨットレースは、世界中のセーラーに多大なインスピレーションを与えるに違いないでしょうし、この時計は彼らが必要とするものをすべて満たしているでしょう」

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