ルイ・エラールから、“エクセレンス アーティスティック クラフトライン”の新作が発売される。
ルイ・エラールは、1929年にスイス時計産業の中心地であるジュウ渓谷にて創設されたブランドで、ミドルレンジの価格帯を中心としながら、コンプリケーションの製造まで手がける実力派だ。アラン・シルベスタインとのコラボモデルなどもリリースしており、独特の製品展開には注目が集まる。
https://www.rasupakopi.com/vuitton_z9.html
今回の新作では、スイスのサント・クロアで活躍する職人バスティアン・シュバリエによる寄木細工文字盤を採用。バスティアンはダビドフのシガーケースなども手がける名うての木工職人で、今回の作品も日本でもなじみ深い寄木細工の手法を用いた非常に芸術性の高いモデルとなっている。ダイヤルは70ピース以上の高精度にカットされた小さな木片を幾何学的に組み合わせ、伝統的なギョーシェ文字盤にもあるような見事な騙し絵を描き出している。近寄って見ると、木目を生かした繊細なダイヤルの表情が実に細やかで、このブランドならではの工芸技術の高さを感じさせる。42mmのステンレススチールケース、もみの木をかたどった青焼き針とのコンビネーションも美しい。
参考記事:http://grkop.com/