セイコー プレザージュからセイコー腕時計110周年を記念した限定モデル4種が登場

琺瑯、漆、有田焼、七宝、それぞれの伝統工芸の匠の技を腕時計に組み合わせた「セイコー プレザージュ」クラフツマンシップシリーズ。今回、新たな限定モデル4機種が登場し、2023年6月23日より発売される。

セイコー プレザージュ

日本の伝統技法を取り入れた4本の限定モデル
 1913年に国産初の腕時計「ローレル」を完成させてから2023年で110年を迎える。以降、数々の革新的な腕時計を世に送り出してきた。

https://www.drkopi.com/

 そんな中、日本の伝統工芸に光を当て、機械式時計で日本の美を発信する「セイコー プレザージュ クラフツマンシップシリーズ」はダイアルが特徴的である。地域社会と共に発展してきた伝統工芸である「琺瑯」「漆」「有田焼」「七宝」それぞれの技を駆使して表現されるダイアルはどれも味わい深いものとなっている。

琺瑯ダイアルモデル
 セイコーが生んだ国産初の腕時計「ローレル」のダイアルにも採用されたのが琺瑯である。温もりのある白色とみずみずしい艶を持ち、110年経った現在でもその美しさを保ち続けている。

クラフツマンシップシリーズ 琺瑯ダイヤル

 調理器具に用いられるほど耐久性に優れた琺瑯は、鉄系材料のダイアルに不純物のきわめて少ない年度・純水・ガラス等を原料とする釉薬を塗布し、高温で焼成する。

 気温や湿度により釉薬の各成分比率を調合するなど、高い技量が求められる琺瑯ダイアルを手掛けるのは琺瑯職人の横澤 満氏だ。塗布面の厚さわずか0.01mm刻みの仕上がりを見抜く眼力を持つ。

クラフツマンシップシリーズ 琺瑯ダイヤル
セイコー プレザージュ「クラフツマンシップシリーズ 琺瑯ダイヤル」SARD017
自動巻き(Cal.6R24)。31石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約45時間。SSケース(縦48.0mm、横40.2mm、厚さ12.8mm)。10気圧防水。世界限定1500本(うち国内300本)。19万8000円(税込み)。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm41907453
 漆の歴史は古く、約9000年前から日本に存在したといわれている。縄文・弥生時代においては土器や農耕具に漆が使用されていたが、飛鳥・奈良時代に入り仏教の伝来により仏具や装飾品として使用されるようになり、その結果漆器生産が始まったと言われている。海外で漆は「JAPAN」と呼ばれる。

クラフツマンシップシリーズ 漆ダイヤル

 塗りと研ぎを繰り返して完成するのが漆ダイアルだ。藩政時代の面影が残る金沢の町並みを漆の艶やかな色彩で表現している。その金沢で丁寧に作られる漆ダイアルを用いた本作は、金属と漆を直接結び付ける革新的な製造手法と、平滑面を生み出す古来伝承の技を組み合わせて作られている。

 監修するのは田村一舟氏である。伝統工芸「加賀蒔絵」を習得後、世界に類を見ない独自の細密技法を生み出したことで知られる。

クラフツマンシップシリーズ 漆ダイヤル
セイコー プレザージュ「クラフツマンシップシリーズ 漆ダイヤル」SARD019
自動巻き(Cal.6R24)。31石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約45時間。SSケース(縦48.0mm、横40.2mm、厚さ12.8mm)。10気圧防水。世界限定1500本(うち国内300本)。24万2000円(税込み)。
有田焼ダイアルモデル
 日本の磁器発祥の地である佐賀県の泉山磁石場の歴史は1616年にさかのぼる。日本初の磁器として「有田焼」が生まれ、伝統工芸として匠の技は400年にわたって受け継がれている。その積み出しが伊万里港から行われていたため、伊万里焼とも呼ばれている。

 作品は製造時期や様式などによって呼び名が変わり、初期伊万里、古九谷様式、柿右衛門様式などに分けられる。独自の芸術性が広く評価され、海外にもコレクターが存在する。

クラフツマンシップシリーズ 有田焼ダイヤル

 本作は自然の恵みをもたらした有田の泉山磁石場の情景を磁器特有の艶やかな色彩と立体形状で表現している。腕時計に求められる耐久性を実現するため、従来の4倍以上の強度を持つ強化磁器素材を用い、高精度の鋳型による鋳込み工程を経て、1300℃の高温で焼成している。

 施釉(焼き物に釉薬をかけること)と複数の焼成を重ねるなど、難度の高い複雑な工程となっている。本作の監修は創業190年の老舗「しん窯」に入社後、丁寧で緻密な技と洗練された染付を習得し、九州山口陶磁展 通産大臣賞受賞をはじめとする数々の賞を受賞した陶工 橋口博之氏によるものである。

クラフツマンシップシリーズ 有田焼ダイヤル
セイコー プレザージュ「クラフツマンシップシリーズ 有田焼ダイヤル」SARW067
自動巻き(Cal.6R27)。29石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約45時間。SSケース(縦49.1mm、横40.6mm、厚さ14.1mm)。10気圧防水。24万2000円(税込み)。世界限定1500本(うち国内300本)。
七宝焼ダイアルモデル
 仏典では金・銀・瑪瑙(めのう)・しゃこ・瑠璃・玻璃・珊瑚のことを合わせて「七宝」と呼んでいる。七宝焼きの名前の由来はこれら7つの宝のように美しい焼き物である、ということにあるといわれている。

 七宝焼きの起源は紀元前の古代エジプトにさかのぼり、日本で七宝焼が広く作られるきっかけとなったのは名古屋市に住んでいた梶常吉という人物が1833年に七宝の作り方を発見したことに始まっている。

クラフツマンシップシリーズ 七宝焼ダイヤル

 本作のダイアルは独自に進化した尾張七宝で、鉛を含まない難易度の高い釉薬を用いて、海の色彩と透明感を表現している。釉薬越しに波がきらめいている様子をイメージさせるダイアルは海へのオマージュを表現している。

 本作の監修を行うのは尾張七宝の老舗「安藤七宝店」に就職後、尾張七宝の技法の根幹である“釉薬差し”という重要な工程を担う施釉師の戸谷航氏である。

【ブライトリング】スクラムを組もう:クロノマット シックス・ネーションズが新登場

ブライトリングは、シックス・ネーションズ・ラグビー(参加国はイングランド、アイルランド、ウェールズ、スコットランド、フランス、イタリア)の加盟ユニオンと連盟にオマージュを捧げた、極めて限定的な腕時計シリーズと新しいスクワッドを発表した。

2月4日にギネス・シックス・ネーションズが開幕、ブライトリングにとっては、シックス・ネーションズ・ラグビーの公式時計パートナーとして2季目のシーズンとなる。シックス・ネーションズ・ラグビーは、6つのユニオン、RFU(イングランド)、IRFU(アイルランド)、WRU(ウェールズ)、SRU(スコットランド)、FFR(フランス)、FIR(イタリア)が対戦する男女のエキサイティングな試合で世界的に有名な団体である。

ブライトリングは、高級時計ブランドとしてシックス・ネーションズ・ラグビーの単独のパートナーに選ばれたことも記念し、本日、「クロノマット シックス・ネーションズ」を発表した。このダイナミックな新シリーズは各ナショナルチーム独自のデザインが特徴で、それぞれ150本限定。

「ブライトリングの傑出した万能スポーツウォッチ、クロノマット シックス・ネーションズは、スピード感に満ち溢れ、恐れを知らないラグビーの世界にぴったりです」と語るのはブライトリングのジョージ・カーンCEO。

15分間隔でベゼル上に配置された突起状のライダータブ、操作しやすいオニオン型リューズ、6時位置に日付窓を配した3つのサブダイヤル、クラシックなルーローブレスレットなど、クロノマットの特徴をすべて備えたステンレススチール製ウォッチは、高性能なキャリバー ブライトリング01(自社開発製造)で駆動。各モデルは、それぞれのユニオンのカラーを表わすダイヤルで個性を引き立たせており、9時位置のサブダイヤルとサファイアクリスタル製ケースバックにロゴが配されている。

ラグビー・スクワッド

このコレクションに個性を与えているのは、シックス・ネーションズ・ラグビーの参加ユニオンと連盟の注目選手7人のクルーで新たに構成されるブライトリング・ラグビー・スクワッド。それぞれの母国でクロノマットの顔として活躍することになる。

ウェールズの得点王ジョージ・ノース、アイルランド優勝3回の立役者コナー・マレー、イングランドから重量級プロップのカイル・シンクラー、2020年に国際デビューしたイタリアのスター選手でフライハーフのパオロ・ガルビシ、2022年優勝国フランスのガエル・フィクー、2021年大会最優秀選手賞に輝いたスコットランドのハミッシュ・ワトソン、同じくスコットランドで2度の最優秀選手に選ばれたスチュアート・ホッグの7人である。

ブライトリングは、シックス・ネーションズ・ラグビーの公式計時パートナーとして、男子のギネス・シックス・ネーションズ・チャンピオンシップ、TikTok女子シックス・ネーションズ、オータム・ネーションズシリーズ、ラグビーワールドカップ2023のウォームアップマッチに参加する。

シックス・ネーションズ・ラグビーで繰り広げられる高いパフォーマンス、そしてそのスポーツマンシップと包括性という価値観が、ブライトリングとのパートナーシップにつながった。さらに、設立された年がブライトリングは1884年、シックス・ネーションズはそれより1年早い1883年と、伝統も共有している。

実績あるスポーツウォッチ

クロノマットは、当初はイタリアの著名なアクロバット飛行部隊、フレッチェ・トリコローリのためにデザインされた腕時計。このクロノマットのタキメーターはパイロットの間で人気が高まっただけでなく、1980年代から90年代にF1チームにも愛された。ライダータブは入れ替え可能であるため、「カウントアップ」と「カウントダウン」に使用でき、ダイビングやヨットのレガッタにも最適である。

クロノマットはブライトリングで最も幅広く愛用されるスポーツウォッチとなり、陸・海・空の世界で人間の限界に挑戦するアスリートとのつながりを深めてきた。

クロノマット シックス・ネーションズは、COSC公認クロノメーターであるキャリバー ブライトリング01(自社開発製造)を搭載。約70時間という驚異的なパワーリザーブと5年保証が特徴。42 mmのケースとルーローブレスレットはステンレススチール製。

時針・分針には蓄光塗料スーパールミノバ®が塗布されており、他のクロノマットモデル同様に200メートルの防水性を備えている。ケースバックにはそれぞれのユニオンの名前、「Six Nations」、限定製品であることを示す「One of 150」が刻印されている。

クロノマット シックス・ネーションズは、英国とEUの一部の国でのみ購入可能。

ギネス・シックス・ネーションズ・チャンピオンシップは2月4日開幕。ウェールズがアイルランドを迎えて開幕。シリーズは3月19日まで開催され、その後はTikTok女子シックス・ネーションズが3月25日に開幕する。

H.モーザーからレアメタルをケース素材に採用した「エンデバー・パーペチュアルカレンダー タンタル ブルーエナメル」が登場

H.モーザーのパーペチュアルカレンダーは、視認性に優れ、いつでも日時の早送りや巻戻しを行うことができ、時刻合わせをスムーズに行えるモデルとして広く知られている。そのアイコニックなモデルから、タンタルをケース素材に採用した新作が発表された。この希少なレアメタルがケースに採用されたのは、同ブランドでは初めてのことだ。

 青みがかったグレーカラーのタンタル製ケースに、鮮やかなブルーのグラデーションと独特の鎚目模様を特徴とするエナメルダイアルを組み合わせた新作が「エンデバー・パーペチュアルカレンダー タンタル ブルーエナメル」である。

 H.モーザーは、タンタル製ケースにポリッシュ仕上げを施せるようになるまで、実に2年以上もの間、試行錯誤を繰り返した。タンタルの加工はサンドブラスト、つまりサテン仕上げがほとんどのため、ポリッシュ仕上げを実現できたのは特筆すべきことなのだ。

 同社のパーペチュアルカレンダーは、サブダイアルも日付ディスクもないため、非常に読み取りやすい。エンデバー・パーペチュアルカレンダー タンタル ブルーエナメルでは、ブランドのロゴや12時位置と6時位置を除くインデックスさえも排して、ダイアルの美しさを余すことなく見せることで、H.モーザーのミニマルなスタイルをいっそう際立たせている。

 中央には月を示す小さな針、3時位置の超大型日付窓には深夜0時に瞬時に日付が切り替わる「フラッシュ・カレンダー」ロレックス コピー機能があり、9時位置にはパワーリザーブ表示もある。時刻と日付はリュウズで簡単に設定することができ、一日中いつでも調整することができる。

グラン・フー エナメルダイアル
エンデバー・パーペチュアルカレンダー タンタル ブルーエナメル

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 ゴールドのベースに打痕模様を打ち出す作業から始まり、異なる4色の顔料を湿らせ、細かく砕いてから塗布することで、濃淡を生み出している。ひとつひとつの顔料を慎重に加え、炉で熱して酸化させ、むらなく溶融させるまでの工程は、熟練のエナメル加工職人であっても細心の注意と途方もない忍耐を要する。

 透明感のあるグラン・フー エナメルに仕上げるまでに計12回もの焼き入れを行い、ようやくH.モーザーを象徴するフュメダイアルが完成するのだ。こうして生まれるダイアルには、ひとつとして同じ物はない。独特なブルーのグラデーションは、「アビスブルー」と名付けられている。

エンデバー・パーペチュアルカレンダー タンタル ブルーエナメル

タンタルの特徴
 タンタルは、1802年にスウェーデンの科学者アンデシュ・グスタフ・エーケベリによって発見された、非常に密度が高くて硬質な金属である。空気に触れると、表面に母材を化学的攻撃から保護する非常に緻密な空気の層が形成される。耐腐食性に優れ、ほとんどの化学物質に反応せず、酸に対しても耐性があり、展性や延性に長けており、高精度の加工を実現できる。

 ただ、融点が約3000°Cと高いため、加工には冶金に関する高度な専門技術が必要になる。変色しにくく、青みがかった反射が濃いダークグレーを引き立てるタンタルは非常に安定した金属で、美しさと耐久性を兼ね備えている。

物価は高騰しているのに高級時計「ロレックス」は暴落、なぜだ?

ほんの少し前まで在庫を求めてショップを日参する「マラソン」が繰り広げられたスイス製高級時計「ロレックス」市場に異変が生じている。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染拡大からの社会の正常化に伴って物価高騰が続いているが、ロレックスは反対に暴落しているのだ。なぜか?

物価は41年ぶりの高騰、なのにロレックスは最大3割も暴落
2023年1月に総務省が発表した2022年通年の消費者物価指数(CPI、2020年=100)は、変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が生鮮食品を除く総合で102.1となり、前年比で2.3%上がった。直近の昨年12月は104.1となり、前年同月比で4.0%上昇。第2次石油ショックに見舞われた1981年12月の4.0%以来となる41年ぶりの上昇率となった。

一方、コロナ禍による経済不況を尻目に価格高騰が続いていたロレックスの国内販売価格は暴落。価格.comによると一番人気の「コスモグラフ デイトナ」(税込メーカー希望小売価格175万7800円)の平均販売価格は昨年2月に739万9900円をつけたが、その後は値下がりが続き今年2月8日には501万7040円に。メーカー希望小売価格の約2.8倍と高いが、1年間で平均販売価格は約240万円も値下がりし、下落率は32.2%に達している。

「コスモグラフ デイトナ」よりも手頃な価格で買えると人気の「サブマリーナー デイト」(同122万2100円)は昨年1月20日に253万9083円をつけたが、今年2月9日には205万9366円と50万円近く値下がりし、下落率はデイトナほどではないが18.8%と2割近い。

ロレックス激安コピーを転売して利ざやで儲けようとする人たちにはショックだろう。事実、企業業績にも影響を与えている。カメラや時計、自転車販売事業などを手がけるシュッピン<3179>は2月7日、2023年3月期の通期業績予想を下方修正した。

「カネ余りの解消」がロレックスの大量放出を生んだ
足を引っ張ったのが、同社で2番目に売上高が大きい時計事業。同社発表資料によると「特に、ロレックス等の人気商品においては、通年をとおして30%強の下落」となったのが響いたという。その結果、売上高は当初予想比9.5%減の446億200万円、営業利益は同33.8%減の23億2000万円、経常利益は同33.8%減の23億円、当期純利益は同33.8減の15億8700万円となる見通しだ。

同社はロレックス暴落の理由を「中国主要都市のロックダウンから始まり、コロナ後を見据えた諸外国の中央政府による金利引き上げに伴うインフレ進行と景気減速、暗号資産の急落、株価変動等も大きな要因となり、以前は希少でありました中古時計が流通市場に大幅に供給されたことにより、需給のバランスが崩れ急激な価格の押し下げ原因となっております」(同社発表資料より)としている。

https://mb2.whocares.jp/mbb/u/jkdfkopi/

要はコロナ禍からの正常化に伴うインフレを抑え込むための金融引き締めで「カネ余り」が解消したことから、投機商品となっていたロレックスを高値のうちに売り抜けようとする動きが一気に加速したということだ。

ロレックス社が昨年12月に「認定中古プログラム」を導入してこれまで関与しなかった中古時計ビジネスに参入するのに加え、スイス・フリブール州ビュールに同社5番目の新工場を建設して25~30%程度の時計増産も見込まれる。こうした情報を受けて「ロレックスの品薄が解消されるのではないか」との懸念から中古品の市場放出が加速し、値崩れを助長したようだ。

コロナ禍にもかかわらず急成長した高級品市場だが、ここに来て「暴落」のステージに入り始めた。ロレックスは、その「はじまり」にすぎないのかもしれない。

グッチ 2023-24年秋冬メンズコレクション、「即興」をキーワードにした新たなるグッチ

アレッサンドロ・ミケーレがクリエイティブ・ディレクターを退任してから、初のメンズコレクションとなった今シーズン。ここ数年、メンズとウィメンズの合同ショーによって発表を行ってきたため、メンズ単独での発表はFall Winter2020メンズコレクション以来3年ぶりとなった。

今季は「即興」をキーワードに、グッチに携わる多様なクリエイターや職人たちの個性を投影。マーク・リボーが率いるトリオ編成の音楽グループ、セラミック・ドッグのライブパフォーマンスによって今季のコンセプトを体現しながら、デザインチームが手掛ける新たなるグッチのコレクションを披露した。ファーストルックは、アレッサンドロ・ミケーレによる煌びやかなスタイルから打って変わって、Tシャツにスラックスを合わせたシンプルなスタイリングからスタート。続くルックでも、ホワイトのトップスに、ロング丈のジャケットやダブルブレストジャケットを羽織ったミニマルなスタイリングを提案した。ーブジャケットやショートパンツとしても着用できる機能的なアイテムも登場する。
時折差し込まれたフェミニンな要素も、コレクションに新しい風を吹き込んでいく。その好例なのが、トラディショナルなイブニングパンツをベースにしたロングスカート。また、胸元が大きく開いたトップスもコレクションに漂うジェンダーレスなムードを高めていく。
コレクションの中で繰り返し提案された新素材「クリスタル GGキャンバス」にも注目したい。グッチのアイコニックなGGキャンバスにラッカーを施して光沢感をプラスしたこの素材は、ブルーやグリーンの鮮やかなカラーからピンクやイエローのパステルカラーまで多彩なカラーで登場。オーバーサイズのカバーオールをはじめ、グッチバッグ激安ガーメントバッグやトラベルバッグ、ブーツ、ホースビット ローファーなどコレクションを構成するあらゆるアイテムに採用された。
さらにバッグは、ハーフムーンシェイプとピストン クロージャーが特徴の「ジャッキー」をパステルカラーのクロコダイルでアレンジした新作や、ダブルタイガーヘッドの馬蹄形バックルとレザーストラップを引き立たせるように装飾的な構造を廃した「ディオニュソス」の新作などがラインナップする。

モーターファン必見!おすすめタグ・ホイヤー2選!

GMTブログをご覧の皆様こんにちは。

今年もいよいよ大詰め!迫る大晦日と新年への期待で気分も盛り上がってきました。
今年やり残したことはありませんでしょうか?どうぞ健康で楽しい年末年始をお過ごし下さい。

さて本日は「モーターファン必見!おすすめタグ・ホイヤー2選!」ということで、
クルマ好きならいつも気になるROLEX激安タグ・ホイヤーからご紹介させていただきます。

まずは1本目
「タグ・ホイヤー リンク クロノグラフ Cal.17 ブラック CBC2110.BA0603」です。

リンクと言えばこのS字型をした独特なコマのブレスレットが特徴。
あの伝説のF-1レーサー アイルトン・セナがこのブレスレットを愛用した事でも有名です。

年月を経てよりシャープなデザインにブラッシュアップされましたが、やはりこのスタイルは
セナを思い出すファンも多いのではないでしょうか?
質感や着け心地もよく、「良い時計を着けている」という満足感が満たされる1本です。

https://mb2.whocares.jp/mbb/u/jkdfkopi/

精悍なブラックのカラーに三つ目のインダイヤルがクルマのインパネを彷彿とさせます。
サークル状の彫り模様がスピード感があってかっこいいです。

ケースをサイドから見ると実は底部に向け斜めにカットされているのが分かります。
ここがまたかっこいい!さりげないですがセンスがあって、デザイン性の高さを感じます。

裏側からは搭載ムーブメント Calibre17を見ることができます。
クルマ好きならやはりメカは見たいところです。

目立ちすぎずスーツにも合わせやすいデザインながら、オーナーの趣味や個性が表現できる秀逸な1本。
ぜひご検討頂ければと思います。

続きましては2本目
タグ・ホイヤー モナコ キャリバー11 クロノグラフ スティーブ・マックイーンです。

こちらはまたグッとさかのぼって、1971年にスティーブ・マックイーンが映画『栄光のル・マン』で着用した事で
人気となったモデル。
本機は当時のスタイルを復刻してロゴマークを「HEUER」のみの物としたマニアックな仕様になっています。

マットなブルーのダイヤルにレッドのカラーがアクセントで視認性アップにも一役買っています。
ケースだけでなくインダイヤルも四角になっているところがこのデザインの面白いところです。

セットされたレザーストラップは高級感があり、パンチングの加工がまたクルマ好きに刺さる演出になっています。

バックルのホイヤーロゴも見逃せません。

裏側からは搭載ムーブメント Calibre11を確認可能。ここにも赤字でホイヤーロゴが。痺れるポイントです。

レーシーな雰囲気はもちろんですが、お洒落感も高い1本。個性的ですが、悪目立ちといった感じはなく着けてみると
意外としっくりくることが分かります。ぜひお手に取って見ていただきたいモデルです。

セイコー プレザージュ限定腕時計“夜明けの空”を表現したグラデーションダイヤル

夜明けの「曙の空」を表現した限定ウオッチ

新しい1日を予感させる「曙の空」を、オールブラックカラーのケース&ブレスレットと、紫グラデーションカラーのダイヤルで表現した今回の限定ウオッチ。ベースには、華美な装飾をそぎ落とし、洗練された見た目に仕上げた「Sharp Edged Series」を採用している。


麻の葉紋様を施したダイヤルは、表面を透明な樹脂で覆い、平坦に磨き上げるラップ仕上げにより、吸い込まれるような奥行きを演出。鮮やかなピンクゴールドの秒針が、「曙の空」に差し込む太陽の光のように美しく輝いている。

セイコー プレザージュ限定ハイブランド コピー腕時計“夜明けの空”を表現したグラデーションダイヤル|写真4
また、裏蓋には、数量限定モデルの証である「Limited Edition」の文字と、シリアルナンバーを刻印。ラインナップは、外径39.3mmと42.2mmの2モデルを用意する。

【詳細】
セイコー プレザージュ Sharp Edged Series 限定モデル
発売日:2023年1月20日(金) ※各350本限定


ケース・バンド:ステンレススチール(ブラック硬質コーティング)
ガラス:サファイアガラス(内面無反射コーティング)
防水性能:日常生活用強化防水(10気圧)
ケースサイズ:外径39.3mm(りゅうず含まず)、厚さ11.1mm
ケース・バンド:ステンレススチール(ブラック硬質コーティング)
ガラス:サファイアガラス(内面無反射コーティング)
防水性能:日常生活用強化防水(10気圧)
ケースサイズ:外径42.2mm(りゅうず含まず)、厚さ13.7mm

プラダ新作メンズウェア、光・熱・水に反応する「リナイロン」ダウンジャケットやコートなど

リサイクルプラスチックから作られた再生ナイロン「リナイロン」を採用した、アウターやシャツ、バッグ、ハットがラインナップ。各アイテムに用いられている「リナイロン」には光や熱、水に反応する特殊加工を施すことで、周囲の環境や状況によって表情を変えるリフレクティブなウェアに仕上げている。

http://ibbs.info/?id=jkdfkopi


例えば、ダウンジャケットやパディングジャケットは気温が10℃以下になるとプリントの柄が浮かび上がる仕様に。蓄光性のある薄手のナイロンフーディや、ジャージープラダコピー素材のウェアは、太陽光を当てておくと、暗闇に入った時にトライアングルモチーフがネオングリーンに光るフューチャリスティックなデザインとなっている。ジッパーやロゴといったディテールも、光を反射するリフレクター機能を備えている。
さらに、ナイロンコートやジャケット、パンツ、シャツには、特殊な反射顔料でプラダのロゴをプリント。生地が水に触れるとロゴが現れ、光沢感とマットな質感のコントラストを楽しめるようになっている。
ウェアに加え、小物も用意。トライアングルのキルティングを施したブラックナイロンのバックパックやトートバッグ、トライアングルロゴを配したバケットハットなどが店頭に並ぶ。

タグホイヤー アクアレーサー プロフェッショナル1000 スーパーダイバ

最初にご紹介するのは、タグホイヤーのハイスペックダイバーズウォッチ「アクアレーサー」の、2022年新作です!

既存のアクアレーサーも優れたスペックと信頼性、そしてタグホイヤーらしい高いデザイン性を有してきましたが、2022年に打ち出された「アクアレーサー プロフェッショナル1000 スーパーダイバー」では、モデル名の通り1,000mもの防水性を引っ提げてやってきました。

なお、2022年は素晴らしきダイバーズウォッチが多数リリースされた年でもあります(ダイバーズウォッチは大変人気の高いジャンルですので、例年ハイスペックであったり、デザイン性に優れた新作が各社から打ち出されるものですが)。

例えばデザインが一新された、ブライトリングのスーパーオーシャン。チューダーを代表するツールウォッチを、よりデイリーユースに特化させたペラゴス39。あるいはオメガの6,000m防水を誇るシーマスタープラネットオーシャン ウルトラディープ。はたまたチタン製×11,000m防水×ケースサイズ50mmという絶大なインパクトでTag Heuerスーパーコピー時計業界を湧かせたロレックスのディープシー チャレンジ等々・・・挙げだすと、キリがありません。

https://www.jackroad.co.jp/shop/r/rjtgn/

しかしながら当店GINZA RASINでのアンケート集計の結果、数ある新作ダイバーズウォッチ、および新作モデルを抑えて第5位にランクインしたのが、タグホイヤーの最新アクアレーサーでした。

アクアレーサーについて説明を加えると、2004年にタグホイヤーのコレクションに追加されたダイバーズウォッチラインです。

フラグシップの「カレラ」や「モナコ」などと比べると新しいコレクションとも思われますが、アクアレーサーの前身は1980年代初期に発売された「2000シリーズ」に遡ります。

タグホイヤー アクアレーサー 2000シリーズ

この2000シリーズは、ダイビングウォッチの6大要素―タグホイヤー曰く、6つのユニークな機構―を備えていたと言います。

すなわち、堅牢な外装やねじ込み式リューズ、200m防水。そして逆回転防止ベゼルにダブルセーフティバックル付きスティール製ブレスレット・・・さらにサファイアクリスタルガラスから覗く視認性の高い文字盤は、針・インデックスにたっぷりと夜光が塗布されており、太陽光の指さない海中においてもダイバーに時刻を告げる信頼性を担いました。

その後、2000シリーズを発展させた3000シリーズやS/el、アクアグラフを経て、2004年のアクアレーサーへと至ることとなりました。

※「前身は2000シリーズ」と表記しましたが、アクアレーサーの始祖は1978年発表のRef.844とも言えます(1984年に1000シリーズへと改名)。

堅牢な外装とねじ込み式リューズを備えたRef.844は、1970年代当時から既に200m防水を誇るダイバーズウォッチでした。

アクアレーサーもまた、濃密な系譜と進化を描き続けます。

発売当時は300m防水であった同コレクションですが、2009年に次世代機で500m防水モデルをリリース。

さらにおなじみキャリバー5搭載機からクォーツモデル、クロノグラフやGMT機能搭載の多機能機。そしてレディースラインなど幅広い商品展開を行い、多数のファンを獲得していきました。2021年には薄型化やデザインの変更によって、より現代風にリファインされた最新シリーズ「アクアレーサー プロフェッショナル300」がローンチされたことを、記憶に新しい方も少なくないでしょう。

そして2022年。

本稿でご紹介している「アクアレーサー プロフェッショナル1000 スーパーダイバー」が、堂々リリースされます。

タグホイヤー 2022年新作

出典:https://www.tagheuer.com/jp/ja/

前置きが長くなったのは、この新しいアクアレーサー プロフェッショナル1000 スーパーダイバーが、アクアレーサーの歴史の集大成的なモデルであるためです。長年高い防水腕時計を開発し続けてきたタグホイヤーが、同社らしい高いデザイン性と実用性を備えつつも、1000m防水というオーバースペックなアクアレーサーを製品化するに至ったのですから。

そう、ただオーバースペックというだけではないのが、タグホイヤー。

タグホイヤー 2022年新作

出典:https://www.tagheuer.com/jp/ja/

高い防水性を維持するには堅牢な外装が必要となり、結果としてどうしてもケースがボリューミーかつ肉厚になりがちです。

確かにアクアレーサー スーパーダイバー1000も、ケース直径45mmと既存のアクアレーサーに比べるとダイナミックです(従来のレギュラーモデルはメンズで36mm・40mm・41mm・43mm)。しかしながら腕時計としては、常識的なサイズ感と言えます。

さらにケース厚が15.75mmに抑えられていること。軽量なチタンを素材に用いていることから、デイリーユースにも配慮されたオーバースペック・ダイバーズウォッチとなっているのです(ちなみに、防水性1000m超えのダイバーズウォッチだとケース厚18mm前後はザラ)。

タグホイヤーはアクアレーサーの原型となった2000シリーズを始め、長い歴史の中で画期的なモデルを多数開発し続けてきましたが、いつも実用性を犠牲にしていないというのは特筆すべき点ですね。

さらに、どんな時も防水性を維持できる仕掛けが施されております。それは「リューズのねじ込み忘れ防止システム」です!

タグホイヤー 2022年新作

出典:https://www.tagheuer.com/jp/ja/

ねじ込みリューズというのは、そうではないリューズが何もせずに引き出し可能なことに対し、ねじを締めたり緩めたりすることで時計内部の気密性を確保する技術のことです。ちなみにロレックスが1926年にオイスターケースを発明しましたが、その際にねじ込み式リューズで特許取得しており、他社に先鞭をつけました。

このねじ込みリューズの「ねじ込み忘れ」は、非常によくある腕時計のトラブルです。

本来リューズの気密性を確保するためのねじ込み式リューズですが、これを忘れることで内部に浸水したり塵やホコリが入ってしまい、故障の原因となってしまうのです。いわんや、海中でのねじ込み忘れをや。

そこでアクアレーサー スーパーダイバー1000mはリューズをブラックDLCコーティングし、さらにクラウンチューブ回りにオレンジのシールを張り付けることで、ねじ込みがきちんと行われているかどうかを、目視できる仕様としたのです。

今回アンケートを集計するにあたり、選択の理由に対するコメントも募ったのですが、このねじ込み忘れ防止システムは実用面のみならず、リューズのブラックカラーによってデザインに統一感が出た、といった声も非常に多かったものです。

確かに同じくブラックDLCコーティングされた9時位置のヘリウムエスケープバルブと併せて、オレンジ×ブラック基調の統一感あるデザインに仕上がりました。

タグホイヤー アクアレーサー

なお、当新作アクアレーサー スーパーダイバー1000は、そのスペックやデザイン以外でも大きな注目を浴びました。その理由は、新しい自動巻きムーブメントTH30-00を搭載していることです!

このTH30-00は、タグホイヤー初となるケニッシ製のムーブメントなのです。

タグホイヤー 2022年新作

出典:https://www.tagheuer.com/jp/ja/

ケニッシについて簡単にご紹介すると、2016年にスイス ジュネーブで設立された高級腕時計の部品メーカーです。自動巻きムーブメントを主に製造しており、開発にかかわるチューダーを始め、ブライトリングやシャネルなどといった名門時計ブランドへムーブメント供給を行っています。

このケニッシのムーブメントは、COSC(クロノメーター規格)認定の高い精度、約70時間のパワーリザーブ。さらにシリコン製ヒゲゼンマイを採用したことによる耐磁性や耐久性への配慮等、性能・信頼性ともに優れたムーブメントです。ケニッシの実力の高さは、前述した名門ブランド(しかも、性能や実用性に配慮してきたブランド)の数々が採用していることからも明らかですね。

タグホイヤーでもこのケニッシムーブメントが採用される運びとなった、というわけです。

すなわち、きわめて高い防水性に信頼性。ダイナミックな外装ながら、スタイリッシュな厚み・軽やかさによって快適な装着感の実現。そして高い精度を備えるという、内外ともに完成されたダイバーズウォッチこそが、アクアレーサー プロフェッショナル1000 スーパーダイバーとなっております。

これだけ完成されているにもかかわらず、国内定価786,500円!オーバースペックの時計は100万円超が当たり前といった昨今ですが、チタン製でこの価格を実現してきました。

良心的な価格設定も、タグホイヤーが人気の理由の一つです。

エベラールの新作「トラベルセトロ・ヴィトレ 葉加瀬太郎モデル」をISHIDAが独占販売開始

時計販売グループであるISHIDAは、世界的なバイオリニストである葉加瀬太郎氏とコラボレーションしたエベラールの「トラベルセトロ・ヴィトレ」を発表した。日本限定で50本のみ販売される本機は、ISHIDA系列店の店頭およびオンラインストア「ISHIDA ONLINE」にて、2022年11月から独占販売を予定している。

 

葉加瀬太郎氏の夢を叶えた特別仕様モデル
今回、創立135周年を迎えたスイスブランド、エベラールと世界的なバイオリニストである葉加瀬太郎とのコラボレーションが実現した。

 葉加瀬太郎によってコラボモデルのベースに選ばれたのは、1996年にエベラールよりリリースされた「トラベルセトロ・ヴィトレ」だ。洗練されたクラシカルテイストが魅力の手巻き式腕時計で、43mm径ケースの採用によってオーバサイズウォッチの先駆けともモデルである。

葉加瀬太郎
世界的なバイオリニストであると同時に時計愛好家でもある葉加瀬太郎。エベラールのユーザーでもあり、アイコニックな4カウンターモデル「クロノ4」を愛用している。
 今回のコラボレーション実現の背景には、時計愛好家である葉加瀬氏の「いつか自分の名前を冠した時計を名門ブランドから発表したい」という想いがあった。この話を聴いたエベラールを取り扱う「オフィス麦野」の代表、麦野豪がエベラール本社に掛け合ったことで、葉加瀬太郎の想いが詰め込まれたコラボモデルの開発に至ったのである。

 なお、基本的にはシンプルなデザインを特徴とするトラベルセトロだが、本機は世界的なバイオリニストとのコラボモデルということで、各所に彼にちなんだ装飾が施されている。

ケースバック
 インデックスは、本人が監督を務めるレーベル HATS(ハッツ)をもじって、「8」と「2」の数字がブラックのスーパールミノバで差別化され、クラシカルなブラウンの天然皮革ストラップにはバイオリンの刻印が施された。また、サファイアガラスのシースルーバックは、彼のサインがスクリーンプリントされた特別仕様になっている。

https://rasupakopi.blog.jp/

トラベルセトロ・ヴィトレ 葉加瀬太郎モデル
本機にはブラックファブリックのストラップも付属しており、気分に合わせた付け替えも楽しめるようになっている。
 なお、本作は日本限定で50本のみ販売され、そのすべてをISHIDA系列店の店頭およびオンラインストア「ISHIDA ONLINE」で独占販売を予定している。興味を持った人は、お店を訪れてみてはいかがだろうか。