縞模様の間にポリッシュ仕上げの溝が入っているのが分かるだろうか。

39ミリ径、厚さ9.50ミリのホワイトゴールドのケースにドームとフルーテッドを組み合わせたベゼル、アラビア数字とバーを競演させたインデックス、スモールセコンド、そして先端を円形にくり抜いた時針…クラシカル、かつエレガント極まりないその時計の名は「パーペチュアル 1908」。

とどめを刺すのがトランスパレントケース(シースルー)バックから見えるキャリバー7140だ。2023年に発表されたばかりの完全自社開発・製造のムーブメントである。ロレックス コート・ド・ジュネーブモチーフで装飾されたブリッジが好例だが、そのムーブメントはまさしく工芸品のオーラがある。縞模様の間にポリッシュ仕上げの溝が入っているのが分かるだろうか。

等時性を保つシロキシ・ヘアスプリング、ROLEXなどスーパーコピー時計耐衝撃性を備えるパラフレックス ショック・アブソーバ、エネルギー効率の高いクロナジー エスケープメント。いずれも特許を取得した部品を擁するキャリバー7140の見逃せない美点は、それらの部品を水平に散らすことで可能となったスリムな体躯である。

それでいて水深50メートルの防水、およそ66時間のパワーリザーブという〈ロレックス〉ならではの機能性もきちんと担保されているのだから舌を巻く。

初期の「オイスター パーペチュアル」を再解釈したというのももっともな佇まいだ。マットブラックのアリゲーターストラップに、グリーンカラーのカーフスキンライニングというコントラストも利いている。

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名前の “1908” は創立者のハンス・ウイルスドルフが “ROLEX” を商標登録した年である。その四桁を冠するに足る一本であり、新年一発目に相応しい一本だ。

パネライ公式サイトでまだ買えるかもしれない「ルミノール ルナロッサ カーボテック™」

第37 回アメリカズカップに挑戦するイタリアセーリングチーム、ルナ・ロッサ プラダ ピレリチームの公式スポンサーとして、そのパートナーシップを祝う特別モデル『ルミノール ルナロッサ カーボテック™』が、パネライのe コマースで24 時間限定販売された。今夜22 時59 分が購入期限である。
 2023 年11 月30 日の23 時から、24 時間限定で発売される『ルミノール ルナロッサ カーボテック™』は、名誉あるセーリング競技会の第37 回を記念して37 個の限定である。44 mmサイズのカーボテック™ケースに、サンブラッシュ仕上げのブルーの文字盤、そしてルナ・ロッサのテーマカラーをイメージしたグレーのスモールセコンドカウンターとレッドのスモールセコンド針が特徴だ。


 パネライが特許を取得したカーボテック™の構造は、美しさと耐久性の両方を向上させるように設計されている。カーボテック™のプレートを形成するには、カーボンファイバーの薄いシートを管理温度下で高分子ポリマーPEEK(ポリエーテル・エーテル・ケトン)と共に高圧圧縮して合成素材を結合させる。これにより強度と耐久性を高めることが可能になる。外観の美しい統一性を保つため、非常に長いカーボンファイバーが使用されており、シートは各層の繊維が上下で異なる角度になるように重ねあわせて圧縮される。


 ムーブメントは、3 日間のパワーリザーブを備えたFRANCK MULLER コピー自動巻きキャリバー P.9010 を搭載。象徴的な「Luna Rossa」のロゴをあしらったバイマテリアルのストラップが付属する。ストラップを簡単に交換して、気分に合わせて様々なスタイルを楽しむことができる。

 24 時間限定発売のリミテッドエディションは、パネライとルナ・ロッサのコラボレーションの一環だ。特に水中冒険用のツールの研究に基づき、情熱をもって妥協のないウォッチコレクションを構築する、パネライの DNA を表していると言えよう。自分の限界に挑戦し、パフォーマンスの新たな領域を広げ、アドレナリン全開で生きる大海の栄光の中で困難を乗り越える、現代のヒーロー達。ルナ・ロッサ プラダ ピレリ チームは、まさにパネライの価値観を究極的に体現している。パネライは、このセーリングチームと共に、さらなる高みを目指す野心をもって、航海を続けていく。

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根強い人気の「パンダ文字盤」クロノグラフ4本をロレックスやブライトリングなどから紹介

いわゆる「パンダ文字盤」と呼ばれるクロノグラフでは、横3つ目のダークカラーのサブダイアルが白系の背景に配され、動物のパンダの白い顔に黒い目と鼻を想起させる。パンダ文字盤は1960年代から70年代にかけて普及したが、ここ数年になり再び人気が高まり、逆パンダをはじめカラーバリエーションも豊富になってきた。今回はパンダ、もしくは逆パンダモデルの腕時計を4本紹介しよう。

ロレックス「オイスター パーペチュアル コスモグラフ デイトナ」


ロレックス自動巻き(Cal.バルジューA05.H31)。27石。2万8800振動/時。パワーリザーブ最長60時間。SSケース(直径43mm)。10気圧防水。

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「ティソ ヘリテージ 1973」は、ティソとモータースポーツの関係が深まる中で1973年に登場した、レーシングウォッチのスピリットを受け継いで復刻したスポーツ・クロノグラフだ。独創的なパンチングレザーストラップは、レーシングカーのステアリングホイールに着想を得たデザインとなっている。オーバルクッション型ケースには、最長60時間のパワーリザーブを備えたバルジューの自動巻きキャリバーA05.H31を搭載している。
ロレックス「オイスター パーペチュアル コスモグラフ デイトナ」自動巻き(Cal.4132)。47石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約72時間。18Kホワイトゴールド(直径40mm)。防水100m。
 ロレックス唯一のクロノグラフコレクション「オイスター パーペチュアル コスモグラフ デイトナ」。2023年はそんなコスモグラフ デイトナ誕生60周年の節目である。6月には、ロレックスがオフィシャルタイムピースを務める「ル・マン24時間耐久レース」の100周年を記念した逆パンダ文字盤の特別なモデルが発表された。ムーブメントにはCal.4131をアレンジしたCal.4132を搭載し、9時位置のインダイアルは

「オリエント マコ」の新作は、日が沈むビーチサイドをイメージしたボルドーカラーダイアルの限定モデル

沈みゆく夕日に染まった、ノスタルジックなボルドーダイアル
 スポーティなダイバーデザインが人気の「オリエント マコ」に、新たなカラーリングの限定モデルが追加された。同社はこれまでにもビーチサイドをテーマとして、昼を想起させるブルーダイアルモデルや夕景をイメージしたグレーダイアルモデルをリリースしてきた。今回の新作は、ビーチサイドから望む、海に沈みゆく太陽のようなボルドーカラーのダイアルを採用している。限定本数は国内200本のみだ。

チではなく、あくまでもダイバーデザインだが、高い防水性や視認性の高さは、アクティブシーンでの心強い相棒となってくれるはずだ。自動巻き(Cal.F6922)。22石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約40時間。SS(直径41.8mm、厚さ12.8mm)。20気圧防水。
 インデックスは、6,9,12時のみをアラビア数字とすることで、判読性を高めるとともに、ダイバースタイルに相応しいカジュアルさをもたらしている。インデックスと、先端に向かって広がるローザンジュ針には蓄光塗料が塗布されており、暗所でも高い視認性を発揮する。3時位置にはデイデイトカレンダーを配し、機能性も高い。ダイアルを覆うのは、この価格帯としては珍しいサファイアクリスタルだ。

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 逆回転防止ベゼルは、15分までをボルドー、それ以降をブラウンに分けている。ケースは直径41.8mmと、スポーツウォッチとしては標準的なサイズだ。操作性に優れる大型のねじ込み式リュウズは、ケースサイドから滑らかに繋がるリュウズガードに保護されている。

オリエントマコ ボルドー
ケースバックには、シリーズでお馴染みのドルフィンアイコンと、限定数を表すシリアルナンバーが刻まれている。

シャネル「J12 キャリバー 12.1」に、18Kイエローゴールドを取り入れた新作が登場

シャネルの「J12 キャリバー 12.1」に、18Kイエローゴールドを取り入れたモデルが追加された。本作では、ベゼルの枠とリュウズに18Kイエローゴールドを採用し、インデックスや針をゴールドカラーに仕上げている。カラーバリエーションは、ホワイトとブラックの2種類が用意されている。

よりエレガントに仕上がった、人気コレクションの新モデル
 シャネルの「J12 キャリバー 12.1」に、18Kイエローゴールドを取り入れたモデルが追加された。軽量かつ耐傷性に優れる高耐性セラミックを主体としたケースに、一層の華やかさをもたらしている。

 カラーバリエーションは、ブラックとホワイトの2種類だ。いずれも、ベゼルの枠とリュウズに18Kイエローゴールドを採用し、インデックスや針をゴールドカラーに仕上げている。ベゼル上面にはサファイアクリスタルが配されており、セラミックの艶やかな質感に調和しつつ、全体にエレガントな印象を与えている。4時半位置のデイト表示や簡易的な時間計測ができる逆回転防止ベゼル、200mもの防水性など、機能性に優れているところもポイントだ。

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ホワイトの高耐性セラミックとイエローゴールドの組み合わせが華やか。視認性や防水性といった実用性を確保しつつ、エレガントに纏め上げられている。自動巻き(Cal.12.1)。28石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約70時間。セラミック×18KYG(直径38mm)。200m防水。

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ケースバックから覗くのは、ケニッシ社製のCal.12.1だ。ベースムーブメントはチューダーやブライトリングなど、名だたるブランドが採用しており、その実力は折り紙付き。ゴールドカラーのローターが、本作に特別感をもたらしている。
 シースルーバックからは、同社が出資するムーブメントメーカー、ケニッシ社製のCal.12.1を鑑賞することが可能だ。特筆すべきは、円形のモチーフをあしらったガルバニック仕上げのイエローゴールドプレーテッドローター。同社がCal.12.1にゴールドカラーの仕上げを与えるのは、シャネル ウォッチメイキング クリエイション スタジオ ディレクターのアルノー シャスタンが就任して以来、本作が初である。見た目だけではなく、ムーブメント自体の基本性能も高く、C.O.S.C.公認クロノメーターを取得した高精度、約70時間のロングパワーリザーブ、両持ちのテンプ受けとフリースプラングテンプによる堅牢な構造を備えている。

 2000年の誕生以来、基本的なデザインを変更することなく熟成を重ねてきたJ12。今回の新作は、日常使いにはもちろん、パーティシーンにもぴったりだ。より選択肢が広がったことは、ファンにとっても嬉しい限りだろう。

グラスヒュッテ・オリジナルから「シックスティーズ・クロノグラフ・アニュアル エディション 2023」が登場

グラスヒュッテ・オリジナルは、新たに「シックスティーズ・クロノグラフ・アニュアルエディション 2023」をリリースする。本作は、グレーのグラデーションを施した文字盤に、ステンレススティールケースとダークブルーのテキスタイルストラップを組み合わせたモデルだ。

1960年代のスタイルを表現した「シックスティーズ・クロノグラフ・アニュアル エディション 2023」
シックスティーズ・クロノグラフ・アニュアルエディション
 1960年代、若者たちは自分たちの声を世界に届けるだけでなく、自らをきらびやかに演出していた。この10年間のファッションの領域は幅広く、ビート世代のクリーンなラインとダークなカラーから、ヒッピー文化の色鮮やかでhublot時計メンズ豪華な花柄模様まで多岐にわたった。衣服はしばしば自己表現の手段になっていたわけだ。

 それから60年を経て、グラスヒュッテ・オリジナルは再びこの哲学を手首の上で表現する。新しい「シックスティーズ・クロノグラフ・アニュアルエディション 2023」は、手作業で作り上げられた象徴的なタイムピースであり、まさに自分自身のオリジナリティを追求するためのアイテムと言えよう。

非常に美しいグラデーション文字盤
シックスティーズ・クロノグラフ・アニュアルエディション
 直径42mmのラウンド型ステンレススティールケースが、複雑に洗練された文字盤に目を引きつける。中央のきらめくグレーは、外側に向かうに連れて暗い色調にフェードし、魅力的なグラデーション効果を生み出している。また、文字盤には当時の工具や技法を用いて精緻にエンボス加工が施された。ふたつのホワイトのアラビア数字、切り込みの入ったインデックス、レッドゴールドカラーの針が特徴的である。このモデルには、コントラストの効いたブルーのテキスタイルストラップが組み合わされる。

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トップクラスのムーブメント装飾
 グラスヒュッテリブ仕上げ、面取りされたエッジ、ポリッシュ仕上げの小ネジ、特徴的なダブルGロゴがあしらわれた21Kゴールド製スケルトンローターなど、これらの部品には手作業で芸術的な装飾が施されている。サファイアクリスタル製のケースバックからは、洗練されたエレメントをすべて余すところなく眺めることが可能だ。

絶滅危惧種に捧げるスピークマリン「アート・シリーズ」より、限定モデル『アカデミック・コアラ』登場

スピークマリンは、絶滅危惧種に捧げるアート・シリーズより『アカデミック・コアラ』を発表した。スピークマリンは 21世紀に直面する環境的・社会的課題を意識し、時計ブランドとして世界にポジティブなインパクトを与えるべく、 2020年に、いくつかの取り組みを立ち上げた。 その一つとして、絶滅危惧種に捧げる「アート・シリーズ※」の限定モデルを毎年発売しており、売り上げの一部を保護活動に従事する特定の団体に寄付している。ケース径 42mmと 38mmの 2サイズでの展開となる。


4年目の今回は、オーストラリアのクイーンズランド州に拠点を置き、コアラの生存をサポートしている社団法人「クイーンズランド・コアラ・クルセダーズ」と共同で、絶滅の危機に瀕し、年々個体数が減少しているコアラに目を向けた 『アカデミック・コアラ』ウォッチを開発した。 コアラはオーストラリアの東部、特にクイーンズランド州を含む沿岸部に生息している。オーストラリアに生息するコアラの数はおおよそ 33,000~ 60,000頭程度といわれる。

 野生のコアラは、クイーンズランド州だけで 1992年には 32,290頭だったが、オーストラリア政府は 2032年のコアラの生存はわずか 7,750頭程しか生息しないと 2021年に予測。 また、世界自然保護基金によって 2022年に「絶滅危惧種」に指定されたコアラは、現在次のような問題に直面している。

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 コアラはユーカリの葉しか食べないので、伐採や樹木の病気、山火事などによってユーカリの森が減少すると餓死にもつながる。また、餌を求めて人間の活動場所まで近づくことで、交通事故や他動物からの危害などにより、死に直面することにもなりやすい。オーストラリア政府は、コアラの生息地の 80%がすでに消滅したと推定しており、「クイーンズランド・コアラ・クルセダーズ」は、この状況を改善させるために活動をおこなっている。
自動巻き(Cal.SMA03)。31石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約52時間。グレード5 Tiケース(直径42mm、厚さ10.5mm)。30m防水。542万7400円(税込み)。※ケース径38mmモデルは535万4800円(税込み)。各世界限定9本。
 『アカデミック・コアラ』は、ユーカリの森を守り永続させる願いを込め、複数のグレーの色調で丁寧にペイントされたコアラとユーカリの葉をデザイン。文字盤にはユーカリの森を象徴する深いグリーンカラーを採用し、美しいグリーングラデーションのラッカー仕上げが手作業で施され、チタン製ピカデリー・ケースが力強くそのまわりを縁取っている。

 1時30分位置の ‘SPEAKE-MARIN’の回転式トッピングツールのロゴはポリッシュ仕上げで、スモールセコンドとして機能する。 また、日本人経営スーパーコピーハート型の時針と分針はロジウム・メッキが施され、くり抜かれた部分に光沢のあるグリーンのラッカーが細やかに塗られている。 ケース径は着用しやすい 38mmと 42mmの 2サイズで、ストラップの表地はコアラの主食ユーカリカラーのグリーンリサイクルナイロンストラップ、そして裏地はコーンベースのブラウンレザーを採用した。細部にまでこだわりが感じられる世界限定 9本の希少なモデルである。

ルイ・モネ「タイム トゥ レース」が、世界三大デザイン賞のレッド・ドット・デザイン賞を獲得

世界三大デザイン賞のひとつ「レッド・ドット・デザイン賞(Red Dot Design Award)」をルイ・モネの「タイム トゥ レース」が受賞した。タイム トゥ レースはカラーコードとラッキーナンバーをユーザーが選択できるパーソナライズウォッチで、特にグリーンのストラップにイエローのアクセントを効かせたモデルが高い評価を得ている。

ルイ・モネ  タイムトゥレース

世界にひとつしかないパーソナライズウォッチをオーダーすることができる「タイム トゥ レース」は既に注文された同じ組み合わせはオーダーできないため、ユニークピースとして楽しむことができる。

ルイ・モネ「タイム トゥ レース」はレースの世界観を体感できるデザインが魅力
 ルイ・モネ(LOUIS MONET)はCEO兼クリエイティブ・ディレクターのジャン・マリー・シャラーが2004年に創業した時計ブランドである。ブランド名は、世界で初めてクロノグラフを製作したと言われ、彫刻家、画家、建築家としても19世紀に活躍した時計師ルイ・モネにちなんでいる。その偉大なアーティストのスピリットは2世紀以上を経て時計ブランドとして引き継がれているのだ。

 ルイ・モネの全ての作品は、ユニークピースもしくは限定品として生産され、「コズミック アート」と「メカニカル ワンダーズ」に分類される。独自性、創造性、アート&デザイン、希少性の4つのバリューを掲げており、UNESCOやグッドデザイン賞、レッド・ドット・デザイン賞をはじめとする数々の権威ある機関・大会から30以上の表彰を受けてきた。

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ルイ・モネ  タイムトゥレース
自動巻き(Cal.LM 96)。2万8800振動/時。パワーリザーブ約48時間。Tiケース(直径40.7mm)。5気圧防水。616万円(税込み)。世界限定99本。
 本作「タイム トゥ レース」は世界にひとつしかない時計を提供する、パーソナライズウォッチである。1から99までの数字とカラーコード(レッド、グリーン、ブルー)を選択してオーダーすることができ、カラーコードとラッキーナンバーをカスタムしたそれぞれの時計は、1本のみの限定生産と。既にオーダーされた組み合わせは注文することができないため、オーナーはユニークピースとして楽しむことができるのだ。

ルイ・モネ  タイムトゥレース
レーシングカーに用いられる、空気の流れをコントロールするエアロダイナミクスの技術を時計全体のフォルムに取り入れている。
 大胆に文字盤に配されたラッキーナンバーはレースのエントリーナンバーを想起させる。さらに文字盤のデザインだけでなく、時計全体のフォルムにレースの世界観を投影している点にも着目したい。空気の流れをコントロールするエアロダイナミクスの技術を時計のフォルムに取り入れることにより、表面の触り心地や装着感が高められた。また、ラグは横方向にくり抜かれたオープンワーク仕様になっており、ラバーストラップはケースとぴったり合うように計算されている。

ルイ・モネ  タイムトゥレース
暗所では秒針・クロノグラフ秒針・30分積算計・フランジの目盛りがスピードメーターのように発光し、視認性を確保する。

コラムホイールが表側に配されたCal.LM96
 搭載されるムーブメントは自社製のCal.LM96である。クロノグラフが最も魅力的に見えるように、表側(文字盤側)にコラムホイールをはじめとするクロノグラフ機構が配置された。ドーム状のサファイアクリスタルガラス風防により、あらゆる方向から時計の内部を鑑賞することができる。

ルイ・モネ  タイムトゥレース
クロノグラフを世界で初めて制作したルイ・モネ。ブランドの象徴ともいえるクロノグラフの見せ方は巧みと言う他ない。
 ユニークピースを自らの好みでオーダーできるというコンセプトも含めて時計愛好家の所有欲をくすぐる作品である。

タイム トゥ レースが獲得したレッド・ドット・デザイン賞
 レッド・ドット・デザイン賞はドイツ・エッセンの「ノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンター」が1955年より主催している国際的なプロダクトデザイン賞である。ドイツのiFデザイン賞、アメリカのIDEA賞と並び、世界三大デザイン賞とも称される。レッド・ドット・デザイン賞の審査基準はデザインの革新性、機能性、人間工学、エコロジー、耐久性など数多くの項目から成り、メーカーにとって受賞することは非常に誇らしいことである。

マークシリーズ75周年を記念した新しい文字盤のIWC「パイロット・ウォッチ・マーク XX」

IWCシャフハウゼンは、マークシリーズ75 周年を記念し、パイロット・ウォッチ・マーク XXの新しい2 つのバージョンを発売した。英国空軍のために開発された伝説のマーク 11を想起させるマーク XXは、 このシリーズの最新のモデルだ。この新しい 2つのステンレススティール製バージョンは、文字盤がシルバーメッキで、 既存のブルー、グリーン、ブラックなどのカラーラインナップの文字盤を補完するものとなる。


 英国空軍の要請を受け、IWCシャフハウゼンはマーク 11を開発。正式な呼称は「ナビゲーター・ウォッチ Mk. 11 – Stores Ref. 6B/346」で、1948年に納入された。このムーブメント、キャリバー89は、磁場から保護するために軟鉄製インナーケースに収められていた。もうひとつの重要な要件は、完璧な視認性だった。そこで、マーク 11では夜光塗料を塗布したコントラストの効いた文字盤を採用し、視認性が低下する時間帯でも時刻を読み取りやすいようにした。この視認性に優れたコックピット計器スタイルの機能的なデザインが、今でもIWCのパイロット・ウォッチの特徴であり続けている。その後、数十年間、マーク 11はたえずアップグレードされ、洗練さを加えてきた。干渉を起こさないラジオビーコンの採用によって天文航法が時代遅れになってからも、1980年代まで、イギリス連邦諸国のパイロットにとってマーク 11は重要な「バックアップ機器」であり続けた。

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され、サイドのシルエットに見直しが加えられると同時に、ラグの形も改善された。ラグをいっそうスリムにしてカーブを強めたことで、手首へのフィット感が向上している。コントラストの効いた文字盤の数字とインデックスの形も、わずかな細部にいたるまで洗練の度を高めた。文字盤の夜光塗料とブラックの針により、あらゆる照明条件下で完璧な視認性が得られる。「パイロット・ウォッチ・マーク XX」にはIWC自社製IWC コピームーブメント、キャリバー32111が搭載される。この自動巻きムーブメントは、シリコン製の脱進機と双方向爪巻き上げ機構を採用しており、5 日間のパワーリザーブを蓄える。風防は、コックピット内の気圧が急激に低下してもずれないよう、特別な方法で固定されている。
 もうひとつの実用的な特徴は、一体型のEasX-CHANGE®システムで、これにより工具を使わずにすばやく簡単にストラップやブレスレットを交換することができる。アクセサリーとして、多様なストラップとブレスレットが用意されており、好みに応じて時計をカスタマイズすることが可能。カーフスキン・ストラップやステンレススティール製ブレスレットに加え、耐久性に優れた斬新で鮮やかなカラーの柔らかい防水性ラバーストラップも選ぶことができる。こうした多様性と10 気圧防水ケースの組み合わせにより、「パイロット・ウォッチ・マーク XX」は典型的なスポーツウォッチとなっている。

グランドセイコー、2023年版の銀座限定モデル「ヘリテージコレクション メカニカルハイビート36000」を披露

セイコー創業の地である銀座の朝の街並みを表現した数量限定モデルが7月15日から銀座の複数店舗にて発売される。ダイアルカラーは爽やかな群青色となっており、昨年スカイブルーカラーで登場した際に大きな話題を集めた「銀座グリッドパターン」が配されている。

限定数は国内400本。銀座の朝の晴天のように爽やかなダイアルだ。

セイコー創業の地をダイアル上に模したデザイン自動巻き(手巻きつき)。(Cal.9S85)。37石。3万6000振動/時。パワーリザーブ約55時間。SSケース(直径40.0mm、厚さ12.9mm)。10気圧防水。84万7000円(税込み)。
 セイコーの創業地であり、当時から現在も変わらず日本代表する魅力的な街である銀座。今回の銀座限定モデルは、銀座の朝の晴天のように気持ちが高まる爽やかな群青色をダイアルに採用している。ダイアルのパターンには、このモデルならではの「銀座グリッドパターン」を採用している。

 型打ちの格子模様の上に、重ねて透明印刷されたグリッドパターンが光にかざすとさりげなく輝く。鳥のように空から個性的な通りが交錯する銀座を、腕元で見下ろす感覚を味わえるアングルが、デザインの源となっている。

グランドセイコー「ヘリテージコレクション メカニカルハイビート 36000」SBGH315
角度によって光を放つ面が変わり、絶え間なく変化する銀座を連想させる。
グランドセイコー「ヘリテージコレクション メカニカルハイビート 36000」SBGH315
シースルーバック仕様の裏蓋には、時計優良店koukyuutokeikopi.com限定モデルの証である「GINZA LIMITED EDITION」の文字が記されている。

ハイビートを刻む9S85を搭載
 搭載されるムーブメントは「グランドセイコースタジオ 雫石」で熟練の匠の技によって組み立てられた10振動のメカニカル・キャリバー9S85だ。最大巻き上げ時には約55時間のパワーリザーブ機能を持ち、静的精度の平均日差は+5秒~-3秒、携帯精度の日差+8秒~-1秒の高精度を誇る。

グランドセイコー「ヘリテージコレクション メカニカルハイビート 36000」SBGH315

搭載されるムーブメントは時計師たちの繊細な指先と精緻な部品加工技術の融合によって生まれる、世界最高峰のメカニカルムーブメント、キャリバー9S85である