流れ星が飛び交う幻想的な腕時計。ジャガー・ルクルト「ランデヴー・シューティング・スター」登場!

ジャガー・ルクルトより、新作「ランデヴー・シューティング・スター」が発表された。本作は、3層のダイアルを備えたモデルであり、ラッカーで描かれたピオニー(芍薬)や、回転するマザー・オブ・パールダイアルが見せる流れ星など、職人の技術とユニークな構造を楽しむことができる。2種のバリエーションが存在し、世界限定で各10本のみが販売される。
 ジャガー・ルクルトのレディースウォッチコレクション「ランデヴー」に、新作「ランデヴー・シューティング・スター」が加わった。バリエーションは2種類存在し、世界限定で各10本のみが販売される。
 ダイアル上に大きく描かれたピンクまたはブルーのピオニー(芍薬)が印象的な本作には、流れ星をモチーフとしたユニークな機構が搭載されている。ダイアルは3層で構成されており、最も上層のサファイアクリスタル製ダイアルには、精緻に描かれた星々とともに、ラッカーによるピオニーがあしらわれている。ピンクのピオニーは9色のラッカーを用いて110時間、ブルーのピオニーは12色のラッカーを用いて90時間かけて制作されている。職人の手作業による繊細なタッチが魅力だ。

 その下には、回転するマザー・オブ・パール製のダイアルが配されている。レーザーによる流れ星をかたどった切り抜きとエアブラシによる塗装が施され、まるで夜空のような幻想的な印象をもたらしている。そして最下層に隠されているのは、グラデーション仕上げのシルバーメタルのダイアル。マザー・オブ・パール製のダイアルが回転することで、その下のダイアルが切り抜きからのぞき、時おり流れ星が横切るという仕掛けだ。ダイアル上には、弧を描くように並ぶダイヤモンドがセットされ、星々のように煌めく。

神秘的な情景とユニークな機構を実現するための多層構造のダイアル。職人の手によって生み出されるアート作品だ。

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 ダイヤモンドは、18Kピンクゴールド製のケースにもセットされている。ベゼルやラグ、ケースサイドなど、あらゆる角度から眩い光を放つ。ベルトはダイアルに合わせ、ダイヤモンドを敷き詰めた18Kピンクゴールド製ブレスレット、またはブルーのアリゲーターストラップが用意されている。
 N級品ムーブメントは、新たに開発された自動巻きのCal.734を搭載。流れ星を表示するというユニークな機構とともに、約70時間ものパワーリザーブを備えている。

ボーム&メルシエ「リビエラ」に、夏の訪れを知らせる色鮮やかな新作5モデルが登場

ボーム&メルシエが、人気コレクション「リビエラ」より5本の新作モデルを発売した。レディース向けのパステルカラーの33mm径モデル3種に、メンズ向けのホワイトの42mm径モデル、ヴィンテージテイストをたたえるゴールドカラーの39mm径モデルがラインナップされる。これらの新作が見せる鮮やかな色使いは、高級リゾート地に由来するリビエラの魅力をいっそう高め、爽やかな夏の訪れを告げている。

 1973年に誕生した「リビエラ」は、同名のフランスの避暑地からデザインの着想を得たコレクションだ。2021年の刷新を経た現行モデルは、12角形のケースとベゼル、そしてケースと一体化したフォルムを描くブレスレットを持ち、優雅なスポーツシックを体現している。今回そのラインナップに、高級リゾート地の美しい自然と、そこに流れる穏やかな夏の時間を思わせる爽やかなカラーリングが追加された。

 33mm径のレディースモデルには、ウォームシルバー、クリアブルー、ローズピンクの3色が新たに登場。波を思わせるパターンが施されたダイアルは、ほのかな光沢を放ち、手元をエレガントかつ華やかに彩る。また、いずれも工具なしで交換可能なインターチェンジャブル仕様を備えており、幅広いスタイリングに対応可能だ。加えて、10年の電池寿命を誇るクォーツムーブメントを搭載しており、忙しいビジネスパーソンの生活にも適した仕様となっている。

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 メンズモデルには、対照的な魅力を持つ2モデルが登場。いずれも、レディースモデルと同様に、工具無しで交換が可能なステンレススティール製ブレスレットを備える。

 Ref.M0A10829は、2021年のコレクション刷新以来の登場となるホワイトダイアルモデル。波模様を持つダイアルがブラックのフランジ部で引き締められており、ピュアな印象の中に力強い一面をのぞかせている。ケース直径は42mmで、厚みは10.66mmとスリムな仕上がりだ。
 もう1種は、ヴィンテージな温かみを持つゴールドカラーダイアルを魅力とするモデルだ。このダイアルには、波のモチーフではなく縦のサテン仕上げが施され、ローマ数字のインデックスも省略されるなど、華やかさと洗練された雰囲気が演出されている。また、ブルーの秒針も、ダイアルカラーを際立たせる効果的なアクセントとなっている。

 直径39mm、厚さ10.2mmのコンパクトなケースには、高精度、高耐磁性、そして約120時間ものロングパワーリザーブを誇るボーマティックムーブメントを搭載する。トランスパレントバックからは、その駆動を見ることができる。

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ケース全体を隕石で作ったクリスティアン・ヴァン・デル・クラーウ「グランド・プラネタリウム エキセントリック メテオライト」

オランダで最も権威のある時計ブランドsupakopitokei.comのひとつであり、天文時計を専門とするクリスティアン・ヴァン・デル・クラーウから、特別なモデル「グランド・プラネタリウム エキセントリック メテオライト」が発表された。この傑作タイムピースのケースは、かつては小惑星の一部であり、5万年前に地球に落下するまで、数十億年もの間宇宙を漂っていた本物の隕石の破片から作られている。

 宇宙の遺産といえる隕石のメテオライトをケースに使用し、比類ない時計製作技術を融合させた特別な時計が誕生した。「グランド・プラネタリウム エキセントリック メテオライト」は、メテオライト原石の入手状況と品質により、最大3本のみの限定生産になる。クリスティアン・ヴァン・デル・クラーウは、入手可能な原石からわずか2本しか製造することができず、この時計を非常に希少なコレクターズ・アイテムにした。この特別な作品は、永遠に時の流れを刻む星のかけらを所有できる、またとない機会を提供する。

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 このタイムピースの心臓部には、画期的な複雑機構「エキセントリック・プラネタリウム」が搭載されている。これは、太陽の周りをリアルタイムで周回する水星、金星、地球とその月、火星、木星、土星、天王星、海王星の8つの惑星の位置をすべて正確に表示する世界で唯一の機械式グランド・プラネタリウム・コンプリケーションである。息を吞むようなこの機構は、太陽系の天体の動きを他に類を見ない精度で捉えており、天文学とウォッチメイキングの両方における驚くべき偉業と言える。

 ダイヤルは夜空を表現するアヴェンチュリン・ガラス製で、黄道帯の星座が描かれている。エキセントリック・プラネタリウムにはハンドペイントの惑星、そして火星と木星の間にはメテオライト製のリングがセットされている。これはアステロイド・ベルト(小惑星帯)を表し、火星のナクライト隕石の破片が取り付けられている。つまりこの時計の中には、別の世界からの物質が閉じ込められているということになる。

ジェラルド・チャールズがチャリティのためにクリスティーズ・オークションで特別タイムピースを出品

ジェラルド・チャールズは、創立 25 周年を記念し、オーストラリア産の希少なファイアー・オパールをあしらった「マエストロ GC 39 リマスター」をクリスティーズ・レアウォッチ・オークションに出品し、落札価格を、スクリーンやデジタル技術を使用する子供やティーンエイジャー、特別なニーズを持つ人々の尊厳と誠実さを守ることを目的とした財団「アクション・イノセンス」に寄贈することを発表した。

 ケースバックには購入者のイニシャルがエングレーヴィングされ、この唯一無二の時計がさらにパーソナライズされたものとなる。そしてこの時計にはオレンジとブルーの2色のストラップと、ポリッシュ仕上げのチタン製バタフライ式バックルが付属。レザー、ベルクロ、ラバーのアディショナルストラップを選ぶこともできる。コレクターにとっては、ジェラルド・チャールズの特別な作品を手に入れるまたとない機会となることだろう。

 オーストラリアの中心部から産出する希少な宝石、オーストラリアン・ファイアー・オパールは、その暖かく鮮やかな色合いと魅惑的な自然の美しさで知られている。この石は、イエロー、オレンジ、深紅の輝きを放ち、しばしば半透明またはガラスのような透明度を持ち、この石の特徴である「炎のような」輝きを放つ。どの石も古代の地質学的プロセスの産物で、水和シリカから成り、最大 20% の水分を含んでいる。

 文字盤には、光の反射を利用した伝統的なギョーシェ技法を進化させたメタ・ギョーシェが施されている。微小電気化学的機械加工により、コーティングやワニス、添加物を必要とせず、純粋な素材の再形成だけで超精密な微細構造を作り出している。この技法は、パターンを事実上見えなくすることで、古典的なギョーシェを再構築するものだ。光の角度によって表面は照らされた状態から暗い状態へと変化し、ダイナミックな視覚効果を生み出し、多光線星パターンに生命を吹き込んでいる。

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 内側から光を放つこの特別な仕上げのおかげで、文字盤は一見しただけでダイヤモンドのように見え、まるでバゲットカットの宝石をセッティングしたかのようだ。
ジャンピングアワー・ディスクは従来の時針の 25 倍の重さがある。従って、この複雑機構には 3 針時計の 90,000 倍の力が必要とされる。ムーブメントの部品は、コート・ド・ジュネーブ仕上げとペルラージュ仕上げが手作業で美しく施されている。ムーブメントの歯車にもロジウムメッキが施され、キャリバーはゴールドのローターで仕上げられ、サファイアのケースバックからは、ハニカムモチーフのデザインと 25 周年記念ロゴのエングレービングが施されたローターを見ることができる。

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 2005 年のオリジナル・モデルは、12 時位置の文字盤開口部から見える回転ディスクによって時間を表示するスライディング・アワー表示を備えていた。しかし、ジャンピングアワーは機械式時計製造では依然として珍しく、ジェンタ氏がこの複雑機構に魅了された理由のひとつでもある。新しいジェラルド・チャールズのスイスマニュファクチュール キャリバー 4.0 ジャンピングアワーは、自社で開発され、特許を取得している。ジャンピングアワー機能と 50 時間のパワーリザーブを備え、標準的な時刻表示のみのムーブメントに比べ、さらに 80 個の部品が必要とされた。

 42mm のポリッシュ仕上げグレード5チタン製ケースは、センターに配された特別な石によって、その存在感を高めている。マエストロ・シェイプにカットする複雑さ(80% もの破損リスク)と相まって、この文字盤は真の希少品となっている。マエストロのケースのインスピレーションは、フランチェスコ・ボッロミーニが 17 世紀にローマに建てたバロック様式のモニュメントにある。アシンメトリックなケース、流れるようなベゼル、そして 6 時位置の凸型の「スマイル」は、このファサードから生まれた。オリジナルの GC 39 と同様、マエストロが長方形であるのに対し、このモデルは基本的な正方形を中心にデザインされている。複雑なケースデザインとムーブメントのジャンピングアワー機構にもかかわらず、マエストロ GC39 25周年記念モデルの厚さはわずか 11mm となっている。

 このケースはポリッシュ仕上げのグレード 5 チタンを CNC で削り出しているため、マエストロが現在よく知られている軽量で人間工学に基づいた品質を維持できている。チタンは加工が難しい素材だが、メゾンの社内エンジニアの野心とたゆまぬ努力のおかげで、マエストロの象徴的なケース形状と着用感の両方を維持する解決策が見出された。

IWC腕時計「インヂュニア」35mmケースで小型化、コンパクトな25年新モデル

「インヂュニア」は、著名なIWC コピー時計デザイナー、ジェラルド・ジェンタがデザインしたモデルを現代によみがえらせたウォッチコレクション。ベゼルのビスを特徴とする、ブレスレット一体型のラグジュアリー・スポーツウォッチだ。

そんな「インヂュニア」コレクションに加わるのは、コンパクトな35mmケースを備えた「インヂュニア・オートマティック 35」。既に展開されている40mmの「インヂュニア・オートマティック 40」より手首への収まりが良く、ユニセックスで着用できるサイズ感だ。

「インヂュニア」を象徴するデザインは、すべて採用している。ベゼルのビス、一体化したH型リンクブレスレットはもちろん、文字盤には、ユニークなグリッド・パターンが施されている。

「インヂュニア・オートマティック 35」は、3つのパターンで展開。ステンレススティールのモデルは、文字盤がシルバーメッキ、またはブラックとなる。加えて、ラグジュアリーな18Kレッドゴールドのケース・ブレスレットにゴールドの文字盤を組み合わせたモデルも用意する。

ムーブメントは、自動巻きのキャリバー 47110を搭載。パワーリザーブは約42時間となる。正確に時を刻む様子は、サファイアガラスのシースルー裏蓋から見ることができる。

【詳細】
IWC「インヂュニア・オートマティック 35」
<主な仕様>
ダイアル:秒針停止機能付きセンターセコンド、日付表示
大きさ:直径35.1mm、厚さ9.4mm
防水性:10.0気圧
■ムーブメント
キャリバー 47110
パワーリザーブ:42時間

https://www.rasupakopi.com/iwc_z93.html

「ザ・シチズン」からスペシャルな30周年記念限定の2モデルが発売

「ザ・シチズン」の30周年を記念した限定モデルが発売される。年差±5秒の高精度光発電エコ・ドライブムーブメントを搭載し、移ろいゆく自然の情景の一瞬を、土佐和紙を用いて文字盤で表現した「アイコニック ネイチャー コレクション」から2モデルで、発売は2025年5月だ。

 1995年に人生に寄り添う時計として誕生した「ザ・シチズン」は2025年に30周年を迎える。「アイコニック ネイチャー コレクション」から、ブランド誕生30周年を記念して発売するのは、日本人の美意識に向き合った2モデルだ。日本の古典などに見られる、日々の暮らしの中で美しいと感じた風景や四季の移ろい、心動かされた出来事を「をかし」という言葉で表現する日本人ならではの繊細な感覚に着想を得て、自然の情趣を「にじみ」や「かすれ」の表現を用いた和紙文字盤の中に描き出している。

春の明け方の情景を切り取ったRef.AQ4106-00A。明けゆく早朝に柔らかな雲がたなびく様子を表現している。
 春の明け方の情景を切り取ったRef.AQ4106-00Aは、白々と明けゆく早朝に柔らかな雲がたなびくさまを、長い繊維を漉き込んだ独特の模様を持つ雲龍紙に、空にも桜にも見える繊細な色彩を載せて表現している。ケースはデュラテクトサクラピンクの加工が施され、柔らかな春の気配を感じることができる。

http://arkitekturforskning.net/public/site/chanel-watch.html

夏の夜の情景を切り取ったRef.AQ4100-22L。川の水面に映る月明かりを表現している。
 夏の夜の情景を切り取ったRef.AQ4100-22Lは、川の水面に映る月明かりの美しさを、シャンパンブルーが印象的な藍染和紙にグラデーションを重ねて表現している。川のほとりに飛び交う蛍の光跡を思わせるゴールドカラーの秒針とともに、夏の夜の静謐さも感じられる。

「にじみ」と「かすれ」で移ろいゆく自然の美しい情景を表現する土佐和紙文字盤
 光を透過する素材として古くから障子や行灯などに用いられてきた和紙は、光発電エコ・ドライブの文字盤に適した素材であり、その独特の風合いは日本古来の美意識を繊細に表現できる素材でもある。和紙文字盤に「にじみ」と「かすれ」の表現を重ね、移ろいゆく自然の美しい情景を描き出している。

エコ・ドライブとスーパーチタニウムという、シチズンらしい高級機
 いずれのモデルも、年差±5秒の高精度エコ・ドライブムーブメントを搭載し、ケースには軽量で耐傷性に優れたスーパーチタニウム™、ストラップにはLWG(レザーワーキンググループ)認証を受けたタンナー(製革業者)で生産されたワニ革を使用している。

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ブロンズ合金では避けがたかったアレルギーなどの皮膚反応の可能性も抑えている。

ジンの「T50」に新作が登場。ジン自身が特許を取得している合金、ゴールドブロンズ125をケースに採用した「T50 ゴールドブロンズ B」である。ゴールドブロンズ125特有の上品な色調を楽しめる、500m防水のダイバーズウォッチである。なお、世界限定300本である。

ゴールドブロンズ125製のケースおよび回転ベゼルにダークブルーの文字盤を組み合わせた「T50 ゴールドブロンズ B」。ケースおよび文字盤は適度に彩度を抑えられており、上品な印象に仕立てられている。


 ジンは、特許を取得する独自素材であるゴールドブロンズ125をケースに用いた「T50 ゴールドブロンズ B」を発表した。ゴールドブロンズ125は、8分の1がゴールドで構成された合金であり、意図的に配合する合金成分以外の不純物が非常に少ない点が特徴である。不純物の少なさとゴールドの配合によって、海水に対する耐腐食性を高め、ブロンズ特有のパティーナの発生が穏やかである特性を獲得している。さらに、ブロンズ合金では避けがたかったアレルギーなどの皮膚反応の可能性も抑えている。
 上品で明るい色調を持つゴールドブロンズ125のケースに合せられるのは、深海を思わせるダークブルーの文字盤である。ハイブランドコピー文字盤デザインはミニマムに抑え、視認性を最大限に高めてシンプルにまとめられている。組み合わされるファブリックストラップもダークブルーとなり、カラーコーディネートがなされている。

https://www.axes-net.com/

ジンらしい基本性能の高いダイバーズウォッチ
 T50 ゴールドブロンズ Bは、500mの高い防水性能や、減圧耐性、特殊結合方式の逆回転防止ベゼル、風防内の曇りを防止する「Arドライテクノロジー」といった機能が盛り込まれ、基本性能が高い仕上がりである。リュウズは4時位置に配置され、手の甲との干渉を避けたことで着用感の向上も図られている。

 このほか、手首に直接触れるケースバックは純度の高いチタン製であり、アレルギーなどの皮膚反応の可能性を排除するだけでなく、軽量化や肌に触れた時の冷たさを抑える効果も期待される。

ブルガリが新たなチャイミングウォッチ3モデルへ込めたこだわりとは?

難解な言葉が好きな人にとって、時計の世界は楽しみに事欠かないはずだ。

バイコンパックス(中央に2つのサブダイヤルを備える時計)、エボーシュ(半分組み立てられたムーブメント、つまりムーブメント専業メーカーが作った汎用ムーブメント)、コート・ド・ジュネーブ(波の模様のような装飾の一種)という言葉が、まるで19世紀のヨーロッパにまだ生きているかのように飛び交っている場所が時計界のほかにあるだろうか?

最も派手で珍しい名前のリストの上位に来るのは「ミニッツリピーター」だろう。

これは、ボタンを押すだけで必要に応じて時間を音で知らせる時計のこと。小さなハンマーが小さなゴングを打ち、1時間、15分、1分単位で異なる音を出す。機械的な卓越性、音響的な芸術性、そして目が飛び出るほどの高価さにより、どのブランドのカタログでも最も希少で格調高い商品となっている。

名前のとおり高級時計製造の歴史的意義と職人技を思い起こさせるこの時計は、アップルウォッチ(ミニッツリピーター機能はないが、振動で時間を知らせてくれる)とはまったく違う雰囲気だ。

ラグジュアリーブランドであるブルガリ(1884年創業、1975年に初の男性用腕時計を製造)は、美的感覚とエンジニアリングの卓越性を熟知しており、ローマ建築の影響とモダンラグジュアリーを融合させ、マニュファクチュールとして時計製造における薄さの世界記録をいくつも獲得している(2024年のオクト フィニッシモ ウルトラ COSCのケース厚はわずか1.7mmだった)。
ブルガリの2024年初の新作時計は、ゴールドケースで恒久的なエレガンスを見事に表現
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そのブルガリが、2024年にミニッツリピーターで3モデルをリリースし、それぞれが卓越した技術を誇っている。

新たな3本のチャイミングウォッチ
1本目は、2016年に史上最薄のミニッツリピーターという記録を樹立した「オクト フィニッシモ ミニッツリピーター」の復活だ。新バージョンではフルカーボン製となった。
これまでに製作されたチャイミングウォッチのなかでも最も薄い記録を保持しているハイテクニックなタイムピースの、フルカーボンバージョン。ケース厚はわずか6.85mmという超薄型ケースにミニッツリピーター機構を収めている。
「オクト フィニッシモ」ならではの魅力に満ちたデザインに、1時間、15分、1分をオンデマンドで鳴らせる非常にブルガリ時計コピー複雑なミニッツリピーターキャリバーを組み合わせた、音楽とエンジニアリングにおける絶対的な技巧と調和の偉業と言えるタイムピースだ。

https://www.kamine.co.jp/watch/bvlgari/

2本目は、「オクト ローマ カリヨン トゥールビヨン」のアップデート版。これは、従来の2 つのゴングとハンマーではなく、3 つのゴングとハンマーを使用し、サテン仕上げのローズゴールドケースで再設計されている。
ブルガリのグロバール ウォッチアンバサダーである指揮者のロレンツォ・ヴィオッティ氏とのコラボレーションから生まれた不協和音のメロディーを奏でる「オクト ローマ カリヨン トゥールビヨン」。
豊かでクリスタルのような透明感を感じさせる音色は、ダイヤル上に見えるトゥールビヨンと3ハンマーのミニッツリピーターが見せる優雅で調和の取れた動きから生み出される。

巳年を記念したIWCの「ポートフィノ・オートマティック・ムーンフェイズ 37 イヤー・オブ・ザ・スネーク」

IWCから2025年の干支を記念したモデル「ポートフィノ・オートマティック・ムーンフェイズ 37 イヤー・オブ・ザ・スネーク」が登場した。バーガンディーカラーの文字盤を備えたこの腕時計は、干支を記念した蛇のローターが特徴的な1本である。

 IWCは「ポートフィノ・オートマティック・ムーンフェイズ 37」を巳年に合わせて発売する。直径37mmのステンレススティール製ケースに、ワインレッドの文字盤を組み合わせたこの腕時計は、中国の旧正月で祝われる、燃えるような炎の色を象徴している。

 12時位置に配されたムーンフェイズ機構は非常に正確であり、122年後に地球の実際の軌道から、わずかに1分のずれが生じるのみである。文字盤のバーガンディカラーは、ゴールド製の月と星が引き立て、さらにはゴールドメッキが施された針や装飾品と調和している。

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ポートフィノ・オートマティック・ムーンフェイズ 37 イヤー・オブ・ザ・スネーク
 この腕時計に搭載される、IWCの自社製ムーブメントCal.32800は、自動巻き上げ式であり、約5日間のパワーリザーブを備えたものだ。また、干支にちなんであしらわれた、蛇の回転ローターも見逃すことはできない。

 多様なシーンで着用できるように、このIWC コピー腕時計にはバーガンディとブラック、ふたつのカーフスキン製ストラップが付属する。バタフライクラスプを備えており、クイック交換システムを採用しているため、簡単に交換することができる。

繊細なブルーの色合いは、北極圏の氷河の色合いを最もよく表現するように慎重に選ばれた。

ブラックDLC加工のステンレススティールケースとノルケインパターンの黒い文字盤がスポーティだが、側面にローレット加工が施された 18Kレッドゴールドとセラミックリング仕様の逆回転防止ベゼルがゴージャス感と女性らしさを強調してくれる。アウトドアシーンだけでなく、日常のリラックスしたシーンならどんな時でも似合うだろう。

さて、時計好きの読者諸兄がどんなクリスマスプレゼントを贈るのか想像もつかないが、まさかブラックな文字盤のスポーツウォッチを贈る勇者は全国に何人もいないだろう。よって今年は考えを少し変えて「無理目狙い」に賭けてみるのはいかがだろう。もちろんプレゼントはバッグやジュエリーではなく時計だ。そう、オタク全開で攻めてみて、それでOKな人こそ長い人生を共に歩けるってものだろう。

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極寒の風景は、冒険を夢見る人たちにとって強力な魅力を持っている。偉大な探検家と苦難の物語によって称賛された、氷の強靭な抵抗と美しさが人々を魅了するのだろう。この極地風景は、水と冷たさが融合することで、独特の青みがかった色調を魅せる。ベル&ロスは、アイスブルーの文字盤を特徴とする「BR-X5 アイスブルー」で、ブルーの色彩範囲をすでに探求してきた。そして、新しい「BR-05 スケルトン アークティックブルー」でさらに進化させた。繊細なブルーの色合いは、北極圏の氷河の色合いを最もよく表現するように慎重に選ばれた。

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新しい「BR-05 スケルトン アークティックブルー」文字盤からは、驚き、そしてその洗練さと独創性を感じ取ることができる。「氷河のような文字盤を生み出すための思考は、現実的または抽象的なデザインを組み合わせて遊ぶことでした。まるで氷の塊から彫られたかのようなリアルさは、凍った湖の上を飛んでいるかのような錯覚を与えます。一方、白いエッチングの線は、透明な青い文字盤の抽象的なパターンとしても認識できます。デザインの魔法で印象的な文字盤を創りました」とベル&ロスのデザイナー、ブルーノ・ベラミッシュは説明する。