「ザ・シチズン」からスペシャルな30周年記念限定の2モデルが発売

「ザ・シチズン」の30周年を記念した限定モデルが発売される。年差±5秒の高精度光発電エコ・ドライブムーブメントを搭載し、移ろいゆく自然の情景の一瞬を、土佐和紙を用いて文字盤で表現した「アイコニック ネイチャー コレクション」から2モデルで、発売は2025年5月だ。

 1995年に人生に寄り添う時計として誕生した「ザ・シチズン」は2025年に30周年を迎える。「アイコニック ネイチャー コレクション」から、ブランド誕生30周年を記念して発売するのは、日本人の美意識に向き合った2モデルだ。日本の古典などに見られる、日々の暮らしの中で美しいと感じた風景や四季の移ろい、心動かされた出来事を「をかし」という言葉で表現する日本人ならではの繊細な感覚に着想を得て、自然の情趣を「にじみ」や「かすれ」の表現を用いた和紙文字盤の中に描き出している。

春の明け方の情景を切り取ったRef.AQ4106-00A。明けゆく早朝に柔らかな雲がたなびく様子を表現している。
 春の明け方の情景を切り取ったRef.AQ4106-00Aは、白々と明けゆく早朝に柔らかな雲がたなびくさまを、長い繊維を漉き込んだ独特の模様を持つ雲龍紙に、空にも桜にも見える繊細な色彩を載せて表現している。ケースはデュラテクトサクラピンクの加工が施され、柔らかな春の気配を感じることができる。

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夏の夜の情景を切り取ったRef.AQ4100-22L。川の水面に映る月明かりを表現している。
 夏の夜の情景を切り取ったRef.AQ4100-22Lは、川の水面に映る月明かりの美しさを、シャンパンブルーが印象的な藍染和紙にグラデーションを重ねて表現している。川のほとりに飛び交う蛍の光跡を思わせるゴールドカラーの秒針とともに、夏の夜の静謐さも感じられる。

「にじみ」と「かすれ」で移ろいゆく自然の美しい情景を表現する土佐和紙文字盤
 光を透過する素材として古くから障子や行灯などに用いられてきた和紙は、光発電エコ・ドライブの文字盤に適した素材であり、その独特の風合いは日本古来の美意識を繊細に表現できる素材でもある。和紙文字盤に「にじみ」と「かすれ」の表現を重ね、移ろいゆく自然の美しい情景を描き出している。

エコ・ドライブとスーパーチタニウムという、シチズンらしい高級機
 いずれのモデルも、年差±5秒の高精度エコ・ドライブムーブメントを搭載し、ケースには軽量で耐傷性に優れたスーパーチタニウム™、ストラップにはLWG(レザーワーキンググループ)認証を受けたタンナー(製革業者)で生産されたワニ革を使用している。

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ブロンズ合金では避けがたかったアレルギーなどの皮膚反応の可能性も抑えている。

ジンの「T50」に新作が登場。ジン自身が特許を取得している合金、ゴールドブロンズ125をケースに採用した「T50 ゴールドブロンズ B」である。ゴールドブロンズ125特有の上品な色調を楽しめる、500m防水のダイバーズウォッチである。なお、世界限定300本である。

ゴールドブロンズ125製のケースおよび回転ベゼルにダークブルーの文字盤を組み合わせた「T50 ゴールドブロンズ B」。ケースおよび文字盤は適度に彩度を抑えられており、上品な印象に仕立てられている。


 ジンは、特許を取得する独自素材であるゴールドブロンズ125をケースに用いた「T50 ゴールドブロンズ B」を発表した。ゴールドブロンズ125は、8分の1がゴールドで構成された合金であり、意図的に配合する合金成分以外の不純物が非常に少ない点が特徴である。不純物の少なさとゴールドの配合によって、海水に対する耐腐食性を高め、ブロンズ特有のパティーナの発生が穏やかである特性を獲得している。さらに、ブロンズ合金では避けがたかったアレルギーなどの皮膚反応の可能性も抑えている。
 上品で明るい色調を持つゴールドブロンズ125のケースに合せられるのは、深海を思わせるダークブルーの文字盤である。ハイブランドコピー文字盤デザインはミニマムに抑え、視認性を最大限に高めてシンプルにまとめられている。組み合わされるファブリックストラップもダークブルーとなり、カラーコーディネートがなされている。

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ジンらしい基本性能の高いダイバーズウォッチ
 T50 ゴールドブロンズ Bは、500mの高い防水性能や、減圧耐性、特殊結合方式の逆回転防止ベゼル、風防内の曇りを防止する「Arドライテクノロジー」といった機能が盛り込まれ、基本性能が高い仕上がりである。リュウズは4時位置に配置され、手の甲との干渉を避けたことで着用感の向上も図られている。

 このほか、手首に直接触れるケースバックは純度の高いチタン製であり、アレルギーなどの皮膚反応の可能性を排除するだけでなく、軽量化や肌に触れた時の冷たさを抑える効果も期待される。

ブルガリが新たなチャイミングウォッチ3モデルへ込めたこだわりとは?

難解な言葉が好きな人にとって、時計の世界は楽しみに事欠かないはずだ。

バイコンパックス(中央に2つのサブダイヤルを備える時計)、エボーシュ(半分組み立てられたムーブメント、つまりムーブメント専業メーカーが作った汎用ムーブメント)、コート・ド・ジュネーブ(波の模様のような装飾の一種)という言葉が、まるで19世紀のヨーロッパにまだ生きているかのように飛び交っている場所が時計界のほかにあるだろうか?

最も派手で珍しい名前のリストの上位に来るのは「ミニッツリピーター」だろう。

これは、ボタンを押すだけで必要に応じて時間を音で知らせる時計のこと。小さなハンマーが小さなゴングを打ち、1時間、15分、1分単位で異なる音を出す。機械的な卓越性、音響的な芸術性、そして目が飛び出るほどの高価さにより、どのブランドのカタログでも最も希少で格調高い商品となっている。

名前のとおり高級時計製造の歴史的意義と職人技を思い起こさせるこの時計は、アップルウォッチ(ミニッツリピーター機能はないが、振動で時間を知らせてくれる)とはまったく違う雰囲気だ。

ラグジュアリーブランドであるブルガリ(1884年創業、1975年に初の男性用腕時計を製造)は、美的感覚とエンジニアリングの卓越性を熟知しており、ローマ建築の影響とモダンラグジュアリーを融合させ、マニュファクチュールとして時計製造における薄さの世界記録をいくつも獲得している(2024年のオクト フィニッシモ ウルトラ COSCのケース厚はわずか1.7mmだった)。
ブルガリの2024年初の新作時計は、ゴールドケースで恒久的なエレガンスを見事に表現
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そのブルガリが、2024年にミニッツリピーターで3モデルをリリースし、それぞれが卓越した技術を誇っている。

新たな3本のチャイミングウォッチ
1本目は、2016年に史上最薄のミニッツリピーターという記録を樹立した「オクト フィニッシモ ミニッツリピーター」の復活だ。新バージョンではフルカーボン製となった。
これまでに製作されたチャイミングウォッチのなかでも最も薄い記録を保持しているハイテクニックなタイムピースの、フルカーボンバージョン。ケース厚はわずか6.85mmという超薄型ケースにミニッツリピーター機構を収めている。
「オクト フィニッシモ」ならではの魅力に満ちたデザインに、1時間、15分、1分をオンデマンドで鳴らせる非常にブルガリ時計コピー複雑なミニッツリピーターキャリバーを組み合わせた、音楽とエンジニアリングにおける絶対的な技巧と調和の偉業と言えるタイムピースだ。

https://www.kamine.co.jp/watch/bvlgari/

2本目は、「オクト ローマ カリヨン トゥールビヨン」のアップデート版。これは、従来の2 つのゴングとハンマーではなく、3 つのゴングとハンマーを使用し、サテン仕上げのローズゴールドケースで再設計されている。
ブルガリのグロバール ウォッチアンバサダーである指揮者のロレンツォ・ヴィオッティ氏とのコラボレーションから生まれた不協和音のメロディーを奏でる「オクト ローマ カリヨン トゥールビヨン」。
豊かでクリスタルのような透明感を感じさせる音色は、ダイヤル上に見えるトゥールビヨンと3ハンマーのミニッツリピーターが見せる優雅で調和の取れた動きから生み出される。

巳年を記念したIWCの「ポートフィノ・オートマティック・ムーンフェイズ 37 イヤー・オブ・ザ・スネーク」

IWCから2025年の干支を記念したモデル「ポートフィノ・オートマティック・ムーンフェイズ 37 イヤー・オブ・ザ・スネーク」が登場した。バーガンディーカラーの文字盤を備えたこの腕時計は、干支を記念した蛇のローターが特徴的な1本である。

 IWCは「ポートフィノ・オートマティック・ムーンフェイズ 37」を巳年に合わせて発売する。直径37mmのステンレススティール製ケースに、ワインレッドの文字盤を組み合わせたこの腕時計は、中国の旧正月で祝われる、燃えるような炎の色を象徴している。

 12時位置に配されたムーンフェイズ機構は非常に正確であり、122年後に地球の実際の軌道から、わずかに1分のずれが生じるのみである。文字盤のバーガンディカラーは、ゴールド製の月と星が引き立て、さらにはゴールドメッキが施された針や装飾品と調和している。

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ポートフィノ・オートマティック・ムーンフェイズ 37 イヤー・オブ・ザ・スネーク
 この腕時計に搭載される、IWCの自社製ムーブメントCal.32800は、自動巻き上げ式であり、約5日間のパワーリザーブを備えたものだ。また、干支にちなんであしらわれた、蛇の回転ローターも見逃すことはできない。

 多様なシーンで着用できるように、このIWC コピー腕時計にはバーガンディとブラック、ふたつのカーフスキン製ストラップが付属する。バタフライクラスプを備えており、クイック交換システムを採用しているため、簡単に交換することができる。

繊細なブルーの色合いは、北極圏の氷河の色合いを最もよく表現するように慎重に選ばれた。

ブラックDLC加工のステンレススティールケースとノルケインパターンの黒い文字盤がスポーティだが、側面にローレット加工が施された 18Kレッドゴールドとセラミックリング仕様の逆回転防止ベゼルがゴージャス感と女性らしさを強調してくれる。アウトドアシーンだけでなく、日常のリラックスしたシーンならどんな時でも似合うだろう。

さて、時計好きの読者諸兄がどんなクリスマスプレゼントを贈るのか想像もつかないが、まさかブラックな文字盤のスポーツウォッチを贈る勇者は全国に何人もいないだろう。よって今年は考えを少し変えて「無理目狙い」に賭けてみるのはいかがだろう。もちろんプレゼントはバッグやジュエリーではなく時計だ。そう、オタク全開で攻めてみて、それでOKな人こそ長い人生を共に歩けるってものだろう。

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極寒の風景は、冒険を夢見る人たちにとって強力な魅力を持っている。偉大な探検家と苦難の物語によって称賛された、氷の強靭な抵抗と美しさが人々を魅了するのだろう。この極地風景は、水と冷たさが融合することで、独特の青みがかった色調を魅せる。ベル&ロスは、アイスブルーの文字盤を特徴とする「BR-X5 アイスブルー」で、ブルーの色彩範囲をすでに探求してきた。そして、新しい「BR-05 スケルトン アークティックブルー」でさらに進化させた。繊細なブルーの色合いは、北極圏の氷河の色合いを最もよく表現するように慎重に選ばれた。

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新しい「BR-05 スケルトン アークティックブルー」文字盤からは、驚き、そしてその洗練さと独創性を感じ取ることができる。「氷河のような文字盤を生み出すための思考は、現実的または抽象的なデザインを組み合わせて遊ぶことでした。まるで氷の塊から彫られたかのようなリアルさは、凍った湖の上を飛んでいるかのような錯覚を与えます。一方、白いエッチングの線は、透明な青い文字盤の抽象的なパターンとしても認識できます。デザインの魔法で印象的な文字盤を創りました」とベル&ロスのデザイナー、ブルーノ・ベラミッシュは説明する。

オメガのシーマスターより、第37回アメリカズカップの開催を記念するアナログデジタルモデル「シーマスター レガッタ」が登場

2012年に発表され、惜しまれつつも生産終了となったオメガの「スピードマスター ファースト オメガ イン スペース」が、コーアクシャル脱進機を有するマスタークロノメーター ムーブメントを搭載して、待望の復活を遂げた。

 2024年10月12日、スペイン、バルセロナにて、国際ヨットレース「第37回アメリカズカップ」の本戦が開催された。オメガは、これを記念する新作として、高速ボートレースでの計時に特化したツールウォッチ「シーマスター レガッタ」を発表した。

 オメガは、古くから海洋探索に熱意を持って取り組んでおり、その一環としてアメリカズカップの公式計時も務めている。そして、これを象徴する特別なタイムピースもリリースしており、計時に特化した機能性や象徴的なデザインによって、偉大な国際ボートレースに対する敬意を表現してきた。
 シーマスター レガッタと名付けられた新作も、この精神を色濃く受け継ぐモデルだ。堅牢なグレード5チタン製の大柄なケースに、計時に特化した機能と、これまでのアメリカズカップモデルと同様のカラーリングを採用しており、レガッタレースファンを惹きつけるツールウォッチに仕上がっている。

 特筆すべきは、アナログデジタル仕様で実現したその多機能性だ。ムーンフェイズ、クロノグラフ、セーリングのログブック、温度計、加速度計、3つのアラーム、そしてレガッタレース機能と、セーラーに有益な機能が満載の1本に仕上がっている。

ブルーを基調としたフェイスでは、ユニークなインターフェイスおよび、ミニッツトラックと一体化したインデックスによって、通常コレクションにはない立体感が際立っている。
 これらの機能は、ホワイトグレーの液晶にブラックで表示されるようになっており、航海中であっても一目で情報を視認することができる。また、「バックライトモード」も搭載されており、暗所であっても確実な判読が可能だ。さらに、各機能を操作する4つのプッシャーの色を変えることで、誤操作のリスクが抑えられるなど、良好な操作性に向けたアプローチも見られる。

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バックライトモードでは、時分針と秒針が3時半位置に移動するため、デジタル表示のみを注視することができる。
 ムーブメントには、新設計のCal.5701を搭載する。温度補正集積回路を持ち、過酷な環境であっても正しい時間を表示し続けられる多機能クォーツムーブメントだ。また、これを収めるケースは“ヘルムホルツ共鳴器”の原理に基づいてデザインされており、共鳴空洞によって、多彩な機能に使用するアラーム音がより大きく響きわたるようになっている。

https://jianshichang.hatenablog.com/
 このシーマスター レガッタについて、オメガの社長兼CEOであるレイナルド・アッシェリマンは以下のように述べている。「新作シーマスター レガッタは、 スピードマスター X-33と同じシリーズに属する“腕に装着する多機能ツール”という位置付けです。名前からも明らかなように、このモデルはセーラーにとって完璧なタイムピースです。バルセロナで開催される素晴らしいヨットレースは、世界中のセーラーに多大なインスピレーションを与えるに違いないでしょうし、この時計は彼らが必要とするものをすべて満たしているでしょう」

H.モーザーより30秒ごとに帰零するレトログラードを搭載した「パイオニア・レトログラード セコンド」が登場!

H.モーザーから「パイオニア・レトログラード セコンド」が登場した。この腕時計の特徴はスモールセコンドに30秒ごとに帰零するレトログラード機構を採用しているところにある。この秒針は大きく、まるでダンスをするかのように動作するのだ。

付属するストラップはラバー製のものだ。なお、ストラップ、ブレスレットは、ラバー製のほかにファブリックストラップ、アリゲーターレザーストラップ、ステンレススティール製ブレスレットなどが別売りで用意されている。
 この腕時計supakopitokei.comに搭載されたレトログラードの特筆すべき点はもうひとつある。レトログラードの動きを司るダブルのスネイルカムを、文字盤上から鑑賞することができるのだ。なお、スネイルカムの下にはブルーとブラックで色分けされた小さなダイアルが備えられており、30秒サイクルの1度目なのか、それとも2度目なのかひと目で分かるようになっている。

深いブルーのグラデーションが特徴的なフュメダイアル。
 このレトログラード機構を搭載するムーブメントはCal.HMC 250というもの。このムーブメントは、H.モーザーが開発したムーブメントCal.HMC 201をベースとし、レトログラード機構を得意とするアジェノーにより設計されたモジュールを組み込んだものである。

搭載するムーブメントCal.HMC 250は自動巻きであり、爪で巻き上げるラチェット式を採用している。このムーブメントは、H.モーザーの基幹ムーブメントであるCal.HMC 201を、アジェノーのデザインによりレトログラード機構のモジュールを追加したものである。
 ダイアルにはミッドナイトブルーのサンバースト仕上げが施されたフュメダイアルを採用。フュメダイアルとは、ダイアル中心部から端に行くに従って、色が濃くなる様子がフュメ(煙)を思わせるダイアルのことだ。

https://www.kigyou.net/company/corp3517

 また、インデックスにはバーインデックスを配している。このシンプルなレイアウトの構成は、複雑機構を搭載したスモールセコンドをより際立たせているだろう。なお、スモールセコンドの形状は、H.モーザーを象徴するトゥールビヨン・ブリッジを連想させる形状である。

ヴァシュロン・コンスタンタン「フィフティーシックス」コレクションに新たに仲間入りしたブラックダイアル

ヴァシュロン・コンスタンタンは1950年代にインスピレーションを得た「フィフティーシックス」コレクションに新たにブラック文字盤のモデルを加えた。ケースは18Kピンクゴールド製でありブラック文字盤とマッチしている。なお、同コレクションは1956年に発表された「リファレンス6073」をルーツとしている。

 ヴァシュロン・コンスタンタンは、人気の「フィフティーシックス」コレクションに、新たにブラック文字盤を追加投入した。ボックス型サファイアクリスタル製風防にセクタータイプの文字盤というレトロモダンな外観は、1950年代にインスピレーションを得ている。18Kピンクゴールド製ケースと見事に調和するブラックの文字盤と、アンスラサイトの本革ヌバックを使用したカーフレザーストラップがそのデザインを引き立てている。

https://www.supakopitokei.com/omega_copy145.html

 マルタ十字を想起させるラグが調和して広がりをもたらす直径40mm、18Kピンクゴールド製ケースが、1950年代によくみられるセクタータイプ(分割表示型)のダイアルを縁取り、コレクション初となる中央部にオパーリン仕上げ、チャプターリングにはサンバースト仕上げを施したブラックトーンのダイアルと温かみのある輝きのピンクゴールドが互いを引き立てている。

 さらに、18Kピンクゴールド製アプライド式のアラビア数字と暗い場所でも視認性を確保できるよう夜光塗料を施したインデックスと時分針がコントラストを利かせた構成をさらに際立たせる。また、サファイアクリスタル製のケースバックからは、コード・ド・ジュネーブ装飾が施された機械式自動巻きCal.1326に加え、メゾンの270年におよぶ卓越した時計製造の象徴である、マルタ十字をオープンワークで表現した18Kピンクゴールド製のローターを鑑賞することができる。

https://housekihiroba.jp/shop/c/c01om/

 フィフティーシックスの個性は、ラウンド型でエレガントなタイムピースの黄金期である1950年代に根差し、なかでも1956年にメゾンが発表した「リファレンス6073」にルーツがある。リファレンス6073は、まだ手巻き式ムーブメントが主流だった時代に、機械式自動巻きムーブメントを搭載した黎明期の作例の1つとして、メゾンのヘリテージの中でも特別な存在だ。精度と信頼性を保証する技術的特徴に加え、強烈な個性とどこか懐かしいエレガントさを持ち合わせている。

 フィフティーシックスの無駄のないデザインはオリジナルモデルから継承したもので、マルタ十字の4枝をイメージしたラグにより際立っている。ヴィンテージモデルにみられるようなボックス型風防に覆われたベゼル、セクタータイプダイアル、アラビア数字とバトン型が交互に並ぶ調和のとれたインデックスなど1950年代特有のスタイルが至るところに取り入れられている。

パリ 2024 オリンピック開幕! 今大会もオメガの計時機器と技術が大活躍

「パリ 2024 オリンピック」が開幕した。今大会のオフィシャルタイムキーパーを務めるオメガは、「スキャン オー ビジョン アルティメート」、「コンピューター ビジョン カメラ」、「ヴィオナード」などの最新の計時機器と技術を投入し、各競技の感動の瞬間を記録する。

パリ 2024 オリンピックでオフィシャルタイムキーパーを務めるオメガは、さまざまな方法で大会をサポートしている。数々のドラマを記録するオメガの計時技術にも注目だ。
「スキャン オー ビジョン アルティメート」は、1秒間に4万枚のデジタル画像を記録することが可能なカメラだ。従来は1秒間に1万枚までの記録が可能であったが、この新しい機器では性能を大幅に刷新し、さらにピクセルの干渉がない専用のカラーセンサーを搭載することで、陸上競技や自転車トラックレースの結果をより迅速かつ鮮明に判定することが可能となった。

1秒間に4万枚のデジタル画像を記録できる「スキャン オー ビジョン アルティメート」。1秒間に1万枚の記録が可能な「フォトフィニッシュカメラ」に代わるロレックスコピー激安最新機器だ。これによって、審判員はより迅速に結果を判定することができる。
 競技の流れの詳細な記録に役立つのが、「コンピューター ビジョン カメラ」だ。ひとつまたは複数のカメラシステムを組み合わせることによって、選手や対象物の動きを継続的に追跡。そのデータを各競技専用にトレーニングされた人工知能モデルへ取り込み、一連の指標や競技全体のストーリーを提供し、勝敗の理由や選手の最終結果が決定づけられた瞬間を明らかにしてくれる。ビーチバレーボール、飛込競技、テニス、棒高跳び、体操競技で使用される予定だ。

「コンピューター ビジョン カメラ」は、ひとつまたは複数のカメラシステムを組み合わせて選手やその他の対象物の動きを継続的に追跡することで、データを各競技用にトレーニングされた人工知能モデルに取り込むことができる。テレビ視聴体験向上、判定をサポートするリプレイツール、公式結果の生成など、様々な役割を担う。
 「ヴィオナード」は、4K UHD(超高精細)で表示可能な次世代テレビ向けグラフィック テクノロジーだ。放映されている競技の情報を様々な言語で表示することで、より臨場感ある視聴体験を可能としてくれる。訓練さえ受ければ誰にでも操作ができること、相互ユーザーインターフェイスであること、競技会場に機器を設置しなくても遠隔でグラフィックを提供できることなど、運用面で優れていることも特徴だ。

 その他、モーションセンサーとポジショニングシステムをコンピューター ビジョン テクノロジー、インテリジェント システムと組み合わせることでデータを作成し、選手のパフォーマンス分析や競技全体の流れの理解にも活用することができる。

 競技前では、パリでの予選や過去の競技で収集したデータを蓄積し、選手の過去の戦略やパフォーマンスから、今後の競技で期待されるパフォーマンスを予測することが可能だ。競技中では、結果の迅速な判定だけではなく競技の流れを予測することまでできる。そして競技後は、インテリジェント リザルト システムの一部である統計的アルゴリズムと人工知能モデルを用いて、競技の結果を決定づけた重要な瞬間を検出することが可能だ。

 多くのドラマが生まれることであろうパリ 2024 オリンピック。今大会では、その裏側で活躍するオメガの計時技術にも注目したい。

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1960年代後半〜70年代前半に人気を集めたモデルを復刻!

セイコー5スポーツより、新作として「セイコー5 ヘリテージデザイン復刻 限定モデル」の2モデルが発表された。本作は、1960年代後半から70年代前半にかけて人気を集めたモデルのデザインを色濃く受け継ぎつつ、現代的な品質へとアップデートを果たしていることが特徴だ。それぞれ世界限定9999本が販売される。

 セイコー5スポーツより、ブランド創成期のヘリテージモデルを復刻した、2種の限定モデルが発表された。「セイコー5 ヘリテージデザイン復刻 限定モデル」だ。1960年代後半から70年代前半にかけて人気を集めていた代表的なモデルから、ケース形状、ベゼル、ダイアル、ブレスレットの各デザインを色濃く受け継いでいる。今般発表されたのはシルバーダイアルとブラックダイアルの2モデルで、いずれも世界限定9999本の販売となる。

 注目点は、セイコー5のアイコンである盾に刻まれた「5」のマークを、当時のデザインのままに復刻した点だ。ダイアルやベゼル上のインデックスは四角形で、時分針の形状とマッチしており、幾何学的なデザインにまとめられている点は70年代のトレンドを感じさせる。ここに、スカイブルーで「スポーツ」のロゴが配され、オリジナルモデルの趣きを再現している。

写真の左側がオリジナル、右側が今回発表された新作モデルだ。比較すると、新作モデルがオリジナルを忠実に再現していることがよく分かり、ヴィンテージウォッチ好きにはたまらない。
 ブレスレットは当時のデザインを基にしつつ、現代の品質基準にアップグレードされている。総じてオリジナルモデルを可能な限り再現しながら、現代的な実用性をも備えている仕上がりだ。

フラットな長方形のコマが連なったブレスレットも、ヴィンテージ感あふれる仕様だ。ツヤ消しされているため、スポーティーな印象ももたらされる。https://overe-shop.com/
 また、ブランドコピー激安本作には70年代の雰囲気にあふれる、スポーティーでレトロなストラップが付属する。大きなパンチングホールが特徴で、モータースポーツ向けモデルでよく用いられたことから「ラリータイプ」とも呼ばれるものであり、本作のテイストにマッチしたものとなっている。さらに、オリジナルモデルに付属したボックスをオマージュしたスペシャルボックスに収められる。

「ファイブ」の名の初出は、63年発表の「セイコースポーツマチック・ファイブ」までさかのぼり、実用機能として求められるセンター時分秒、日付表示と曜日表示、自動巻き、防水性能の計5つの機能を有するモデルとして名付けられたものであった(なお、ひとつの窓による横並びのデイデイト表示の先駆けでもあった)。

 68年には、よりスポーティーな「セイコー 5スポーツ」が誕生する。5つの実用機能とともに、ダイアル12時位置に配置された盾に「5」が刻まれたエンブレムと、6時位置の「スポーツ」の表記がアイコンであった。これらのアイコンと、4時位置に配置されてケースに埋め込まれたリュウズが特徴であった。

 その後、セイコー5シリーズは機械式時計のボトムラインを支えるラインナップとなり、世界中で愛されるようになった。読者の中にも、”初めての機械式腕時計”がセイコー5であった方は多いことだろう。